JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

この震え mstislav rostropovich plays cello works

2017-12-19 22:00:51 | チェロ無難


ムスティスラフ・レオポリドヴィチ・ロストロポーヴィチ、100年に一人のチェリストだそうですが、実は真面目に対面するようになったのはチェロを弾くようになってから。名前も憶えずらいし重厚そうで近寄らなかった。
好きなチェリストって何人かいるけれど、この方好き嫌いなんていっていられない。チェロのアルバムが増えだすと絶対に避けられない。名前をいちいち書くのが面相なのでスラヴァって覚えよう。

NHKでスラヴァが弾くR・シュトラウスの「ドンキ・ホーテ」の映像を見たあたりから、もう認識を正すというのがただしいのでしょう、いくつかあつめだしたら中古で見つけたのがこれ。9枚のボックスで録音時間も9時間46分、1969年から95年の間の演奏です。
CD1から聞き始めたのですが、これが良い。作曲者の時代でだいたい並んでいて、スラヴァはもっと重たい近代の音楽と思いこんでいたから、バロックの明るい音も改めて認識しました。
そして3までするとドヴォルザークにチャイコフスキー、絶対的な演奏ってこういうのでは。
ロストロポーヴィチをどうこうなどとは、全くありえない、残りのCDを順に聴くと音楽の歴史までたどれるよう。同じ楽器を手にしているということだけで一寸震える感じです。

CD1
Girolamo Frescobaldi
Alessandro Marcello
Johann Sebastian Bach
Georg Friedrich Händel
Johann Sebastian Bach
Joseph Rheinberger
Camille Saint-Saëns
CD2
Antonio Vivaldi
Giuseppe Tartini
Carl Philipp Emanuel Bach
CD3
Antonín Dvořák
Piotr Illitch Tchaïkovsky
CD4
Sergey Prokofiev
Cristóbal Halffter
CD5
André Jolivet
Dmitri Shostakovich
Norbert Moret
CD6
Darius Milhaud
Alun Hoddinott
Krzysztof Penderecki
CD7
Arthur Honegger
Renaud Gagneux
Rodion Shchedrin
CD8
Marcel Landowski
CD9
Alexander Knaifel




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