その年の最後のアルバムは普段とは違って少し思い入れを込めたものを選ぶ様になって、キースが2回マイルスにロリンズ、コルトレーン関係は3回選んでいる。
今年はどうしようと思っていたら、あの人への思いを込められたアルバムがあった。
私の確固たる思い入れアルバム「リベレーション・ミュージック・オーケストラ」のチャーリー・ヘイデンへの思いをこめたゴンサロ・ルバルカバのタイトルも「charlie」。
ルバルカバもずいぶんとヘイデンと共演していて、特に思い入れが強いのでしょう。
ベースに名手マット・ブリュワーを置いて、ヘイデンをなぞるのでなく、ヘイデンへの思いを描いたルバムになった。
嬉しいのは"ファースト・ソング”に続いた3曲、リベレーション・ミュージック・オーケストラで演奏された曲が続くと、気持ちは遠くを望むような懐かしさ。
既にいないけれど、今でもそこにいるようなあの人に思いが馳せるのです。
長い間生きてきたから、思うあの人が何人かいるけれど、このアルバムを聞いていてあの人を思った。て言っている自分があの人に近くなった何てことは、きっぱり忘れて、来年も頑張ろうと思います。
一年ご愛読いただきありがとうございました。来年が素晴らしい年になりますようお祈りいたします。どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
charlie / gonzalo rubalcaba
Gonzalo Rubalcaba(P)
Matt Brewer(B)
Marcus Gilmore(Ds)
Will Vinson(Sax)
Adam Rogers(G)
01. First Song
02. Sandino
03. La Pasionaria
04. Hermitage
05. Bay City
06. Blue In Green
07. Nightfall
08. Transparence
09. Silence