チャールス・ロイドもそうだけれど、このごろBLUE NOTEは話題性のあるアルバムをリリースしてます。まるで知らなかったグループだけれど、試聴して拾ってみました。
UKの若い人たちだそうで、E.S.Tに出会ったときににとにた感じがします。
1曲目の出だしからかなり驚かされます。タイトなドラムスとその流れと対峙するようなピアノのハーモニーが、UKらしい、クラブ・ミュージックはほとんどきかないけれどそちらに通じている感じです。
日本盤をかったから解説が読めたけれど、曲の製作プロセスがクラブやエレクトロニックのプロセスでおこなってそれをアコーステックに演奏しているそうです。
4曲目などパルスが発信され続けているような脳内刺激があります。
6曲目などはシンセとおもいましたが、湿ったキッチンペーパーを挟んだプリペアード・ピアノだそうで、電子音では簡単な破壊的な音世界をアコで行う、かなり計算されたサウンドつくりです。
驚きたい人はぜひ一度は聞いたほうがいい。
コンセプトがそうだから、アルバム全体がそのようになっていて、この人たちがスタンダードをどのように演奏するのだろうなんていうこともちょっと考えてしまいます。やらないのか。
パルスの刺激がアルバムをつうじてあるので、催眠作用がおきているような気になりました。
4月ににはブルーノート東京に来るそうで、ちょっと悩んでいます。
MAN MADE OBJECT / GO GO PENGUIN
CHRIS ILLINGWORTH クリス・アイリングワース(PIANO)
NICK BLACKA ニック・ブラッカ(BASS)
ROB TURNER ロブ・ターナー(DRUMS)
2015年5月,6月,9月 録音
1 All Res
2 Unspeakable World
3 Branches Break
4 Weird Cat
5 Quiet Mind
6 Smarra
7 Initiate
8 GBFISYSIH
9 Surrender To Mountain
10 Protest
11 FADING:FEIGNING
12 GREEN LIT