JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ティエリーの枠  Serenity / Thierry Lang

2014-09-17 22:31:22 | 聞いてますCDおすすめ


ピットインで購入した一枚はティエリー・ラングのサイン入りになりました。このアルバムの中の曲を6曲ライブで演奏したわけで、そうゆうことなら予習をしておけばよかったかもしれません。
で曲の方はライブ・レポで書いているから省略してもいいか。
買ったアルバムのジャケの曲順が間違っているよスズック・シスターが教えてくれたけれど、確かにこの曲名をみながら聞くと、見たばかりのイメージと食い違って調子が狂います。
ライブでは、立ち上がり一寸調子がでないような、ミスタッチもいくつかあって、バカテクだと思いこんでいた私はアララとおもったけれど、反対にとても温かな人柄に接することができてそれは良かった。
CDの方の演奏は、こちらの方が整然とした、ティエリーだと思う。だからこうするとティエリーの枠がひろがって、よかったよかったって言うとこれはCDの紹介にはなっていない。
ライブでは演らなかった曲だけ紹介です。
2曲目“Overnight Train”は曲名のような、哀愁をおびた深夜の列車が目に浮かぶ、曲名通りのひょうげんはライブでの“Napoli”でもあったラングの表現力を見せる曲。
ライブでは使わなかった弓で始まる“ Swiss Mountain Smell”は1曲だけベースのヘンリ・ケンツィヒの作品、ピアノが澄んだ風景を思わせます。
最後の曲はしんみりと心安らかな、枠が広がった人柄を思いだす演奏になっています。

ということで、ティエリー・ラングが置いていってくれたという感じのアルバムです。

Serenity / Thierry Lang

1. Ellen David
2. Overnight Train
3. Serenity
4. Wandering Words
5. Swiss Mountain Smell
6. Mother
7. Wounds
8. Private Garden
9. Novembre

Thierry Lang (p)
Heiri Känzig( b)
Andi Pupato (per)
コメント (6)
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