ヤン・ラングレンのアルバムもだいぶたまったけれど、なんだか久しぶりのアルバムだそうです。
だから1曲目、流れ出したらあれれ、足をすくわれたような感じゆったりとしていて気張らないバラッド、久しぶりでこちらが気張っただけでした。
2曲目はマチィアス・スベンソンのベースがフューチャーされたこれも落ち着いた曲。
3曲目はアルバム・タイトルになっている“Flowers Of Sendai”、これはピアノ・ソロで仙台のイメージだと思うけれど、私的にはイメージが一寸ちがうからこれはご愛嬌。
4曲目ドラムスとベースがしっかりしたリズムで帰ってきてトリオの方が良い。派手でなないけれど、とても息の合ったインタープレーがなされている。
6曲目はパオロ・フレスのしっとりしたバラッド。
7曲目はラングレンのこれもミディアムなバラッド、ドラムスがカツッとスネアを叩くわけではないけれど、それでいい、とてもまとまったトリオです。
8曲目はスベンソンの曲で、上手いベース・ソロがこれも派手でなく入ります。
ということで久しぶりのラングレンはオオッという感じではなく、いつも飲んでいるお茶を、今日も飲んでいるけれどやっぱりおいしいねと言うような、何ともゆったり安心するアルバムでした。
FLOWERS OF SENDAI / JAN LUNDGREN
Jan Lundgren(piano)
Mattias Swenson(bass except 3,9)
Zoltan Csorsz Jr.(drums except 3,9)
2014年作品
1. Parfait Amour
2. Melancolia
3. Flowers Of Sendai
4. Transcendence
5. Waltz For Marion
6. Fellini
7. Alone For You
8. Mulgrew
9. Lush Life
10. Man In The Fog
11. Yesterdays