JAZZ最中

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ずっとの勢い INSPIRATION LIVE / MAX IONATA

2014-06-23 20:09:01 | 聞いてますCDおすすめ


先日日本に来て無料コンサートがとても良いところであったけれど、行くことはできなかった。
うらやましいけれどしょうがない、ガラティの方は行くからね。

アルボーレからマックスのアルバムが久しぶりにでたら、ライブ音源だったのでこれはリラックスして楽しめそうです。
組み合わせで予約したから届くまで時間がかかって、忘れて買いそうになったのを踏みとどまりました。

タイトル「INSPIRATION LIVE」は、マックスのアルボーレからの第一弾が「INSPIRATION」でしたから改めてもう一度自分を聴いてくれという自信作なのでしょう。

1曲目軽快な音とフレーズでスタート、いつからこんなに安心してきいていられるテナーになったんだっけと思う。
2曲目はブルース、マックスの後はマンヌッツァのピアノ・ソロ、非凡なソロはがっかりさせられたことがない。ピアノがマンヌッツァと知って喜び勇んで注文したわけです。
3曲目はソプラノで、マックス出会ったころにソプラノ始めたんじゃなかったけ、テナーとはちょっと違った立ち位置。ベースのソロ、この人のリーダーのアルバムを持っているけれど個性あるベースを弾く人、ここは一番バランスの悪い位置に立っている感じです。
4曲目エリントンなんかの曲も演奏するようになって、その線の一寸古いスタイルに幅を広げた感じです。
5曲目はカルロス・女ビンのバラッド、この選曲はうれしい、マンヌッツァのピアノがしっとりと輝く宝石の様です。
6曲目ソプラノではなんとO・コールマンのデヴュー・アルバムからの曲、ブルースを親しみをこめてという感じです。
7曲目は「INSPIRATION」でも演奏されていた曲、よりテンションを上げて、マンヌッツァのピアノはライブだからか、わずかだけれど行き過ぎて弾いています。
8曲目はそのマンヌッツァの曲で、このノリのために前の曲で弾きすぎたのでしょうか、この人マッコイみたいに熱くなる、テナーも途中ワウをいれて、70年代の感じでしょうか、盛り上がって終わるライブでした。

なかなか日本に来ないけどと思っていたら突然の様に来て、あっという間に帰ってしまったけれど、この人ずっと勢いを保っていますね。何回か言葉を交わしたので、親しみが大きなミュージシャンです。

INSPIRATION LIVE / MAC IONATA

Max Ionata (ts,ss)
Luca Mannutza (p)
Giuseppe Bassi (b)
Nicola Angelucci (ds)
Recorded at Ueffilo Music Club, Gioia Del Colle (BA) Italy, on January


1 I HOPE I WISH (Max Ionata / Raffaele Pallozzi)
2 BLUE ART (Max Ionata)
3 AURORA (Max Ionata)
4 THE BEST THING FOR YOU IS ME (Irving Berlin)
5 LUIZA (Antonio Carlos Jobim)
6 WHEN WILL THE BLUES LEAVE (Ornette Coleman)
7 SHINY STOCKINGS (Frank B. Foster)
8 E.S.C. (Luca Mannutza)
コメント (2)
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