アッパレじゃ!

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コロナ禍の新橋演舞場へ行ってきた! 新派の朗読劇 鶴八鶴次郎 春色浅草ぐらし

2020年12月22日 | 新派


今年は新型コロナウイルが大暴れ!!
新派は2月の『八つ墓村』が、後数日で千秋楽だ。
という時に中止!
今年はもう無いんだろうなぁ。
って思ってたら10ヶ月ぶりの公演!
しかも朗読劇!
グループに分かれて3日間で上演。

劇場のいたる所に消毒液が!



2020年12月12日(土)晴れ
新橋演舞場 13時開演 1階
新派
朗読劇



13:00~13:50
一、鶴八鶴次郎 
スタッフ
原作 : 川口松太郎 
構成・演出 : 成瀬芳一 
キャスト
鶴八 : 春本由香 
鶴次郎 : 児玉真二 
鶴子・小女 : 斉藤沙紀 
竹野 : 柳田 豊 
佐平 : 三原邦男 

大正時代の東京に鶴賀鶴八、鶴次郎という新内の名コンビがいた。
二人は心の中ではお互いを尊敬し憎からず思っていたが、
芸のこととなると譲らないのでいつも喧嘩していた

朗読というから、
ズ~っと台本を手に座っているのかな。
って思ってたら、違ったぁあ。
台本を離して立ったり歩いたり。
セットも変わったりして
面白かったぁああ。

でもって、作品が良いねぇえ。
ジ~ンと来たぁあああ。
ラストに酒を飲みながら
項垂れる鶴次郎の姿に
泣いたよぉおおお。
鶴八は、鶴次郎の心の底を
知らないまんまなんだろうな…ぁ。
QOO~!!

<休憩 15分>

14:05分~14:40分
二、春色浅草ぐらし 
スタッフ
原作 : 川口松太郎 
構成・演出 : 成瀬芳一 
キャスト
お妻 : 川中美幸 
四郎 : 桂 佑輔 
亀次郎・円玉 : 喜多村次郎 
おれん・お峯 : 山吹恭子 
信吉 : 市村新吾

女と生まれて来た甲斐には人の女房にもなって見たいが、
身分にすぎた相手を持って肩身を狭くするのも辛い。
亀次郎なら情人(イロ)では厭だが、四郎ならば女房が嫌だ…。

今回は
4つのグループに分かれての公演。
その内の3つを観ようと
チケット争奪戦に参戦したら、
1階席をゲット出来たのはこの日だけ。
座ってみると…
前も横も後ろも斜めも
おじ様だらけぇえええ!!
ヒエェエエ!!
…待てよ。これは、もしや、
川中美幸のご贔屓さん達なんじゃぁ…。

川中美幸と言えば、
大阪生まれの演歌歌手。
NHKの番組ではお笑いネタもバッチリ披露。
関西人として親近感を持ってるねぇん♪

演劇人とはまた違う
透き通った声やないのぉおお♪
ウキャキャァア♪
ステキぃいいいい♪



客席は新型コロナウイル感染防止対策で、
50%しか入れてなくって、
少々寂しい客の入りだったけど、
心は温かくなったわぁああ♪


新橋演舞場
2020年12月12日(土)
鶴八鶴次郎
春色浅草ぐらし




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