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フェル博士、古城の不可解な謎に挑む! 連続自殺事件

2022年09月16日 | 


本のカバーを見てみてぇえ!
ステキィイ♪
まさに古城ぉおお
しかも、前は湖…。
なんか事件が起こりそうな
ムード満天だぁああ!

連続自殺事件【新訳版】
~シリーズギディオン・フェル博士シリーズ~
原題:The Case of the Constant Suicides
米国初版:1941年
著:ジョン・ディクスン・カー
訳:三角和代 
出版:創元推理文庫(東京創元社)
初版(新訳版):2022年2月18日
定価:990円(税込)

『名作ミステリ新訳プロジェクト』
ということで、
それまでの『連続殺人事件』から
改題したんだと!
“初役から61年も経過して
タイトルが変わる違和感も当然”
解説にそう書いてあったヨ。
ヘェエエ!
歴史があるんだなぁ。
私なんてじぇんじぇん
知らないもんだから…。

この本はジャケ買いだよぉお。
しかも、
ディクスン・カー初体験!
いや…ね…
超級有名なミステリー作家だ。
ということは知っているし
『帽子収集狂事件』が
積読の中に潜んでいるはずなのよぉお。
まぁそっちの本はまたいつか。
ということでこっちを読んだぁあ。

空襲が迫る1940年の英国。
っていうから、
ピリピリしているのかと思ったら、
そんなこともなく…。
若い歴史学者が
列車に乗ろうとしながら、
なんかイライラしているのよ。
新聞に歴史書の書評を書いたら、
難癖をつけてきたヤツがいて、
それが何ヶ月も続いているんだって。
ところが!
縁は異なもの味なもの
ってこのことを言うのねぇえ。

ん…んッッ!
ラブコメかッッ!
いやいや、
ちゃんと事件は起こってるし、
推理もしてるし…
でも…
やっぱラブコメだぁあ。
キャハハ
名探偵がピリッと!
シャキッと!パリッと!
解決するのかと思ってたのにィィ
オモロイわぁああ♪

途中でフェル博士が登場して、
マイペースに
謎解きしてるんだけどねぇ。
気持ちがホンワカしたまま、
事件が解決したぁあああ。
こんなの初めてぇええ。
ウキャァア♪
海外ミステリーが苦手という方にも、
おススメさせて頂きましょぉお!

カーは色んな探偵を
活躍させているんだって。
このまま積読の中から、
例の帽子なんちゃら事件を
見つけて読んだ方がいいのかなぁ。
「私を読んで!」
「俺を見ろ!」
他の本達がうるさいんだけど、
どうしよっかなぁ。

ジョン・ディクスン・カー/カーター・ディクスン
1906年~1977年
アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。
1930年に予審判事アンリ・バンコランが登場する
『夜歩く』を発表。
ギディオン・フェル博士シリーズの『帽子収集狂事件』、
ノンシリーズの『皇帝のかぎ煙草入れ』のほか、
カーター・ディクスン名義によるヘンリ・メリヴェール卿
シリーズ『ユダの窓』など、オールタイム・ベスト級の
傑作を次々とものし、熱狂的な読者を獲得。
〈不可能犯罪の巨匠〉と呼ばれる。


2 コメント

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Unknown (ぱたちゃん)
2022-09-16 13:01:53
私は海外物のミステリーは、あまり詳しくないのですが、大変ベタですが、アガサクリスティーの名探偵ポワロが大好きです。原作はもちろん、BBCのドラマも!ドラマつながりで、ミスマープルも好きになりました。特にポワロは、推理もさることながら、ユーモアのセンスがとても気に入ってます。
ぱたちゃん様 (かしまし娘)
2022-09-21 09:53:44
お返事が遅くなりすみませんです。
海外ミステリー番組大好きです。
拙宅でもネタを載せています。何年か置きにですけど(笑)
ポワロもミスマープルも原作は数冊しか読んでいませんが、テレビドラマは観てますよぉお。
シャーロックホームズも♪

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