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刑事ヴァランダー・シリーズ 殺人者の顔

2019年03月18日 | 



海外ミステリーで、
警察小説で、
刑事ヴァランダー・シリーズ第1巻

刑事ヴァランダーは、
海外ドラマで観たことがあるし、
スウェーデンの小説を読んでみたい。
ってことでレッツ! 

殺人者の顔
著:ヘニング・マンケル
訳:柳沢由実子
出版:創元推理文庫
初版:2001年1月
定価:1080円 

刑事ヴァランダーは、
離婚した妻に未練タラタラの
中年おやじ。
なもんで、生活は荒れ放題。
暴飲暴食で太り放題。
家を飛び出した一人娘とは
会えないまま…。
実家の父親に呼び出されては、
口喧嘩ばっかり。
そこそこ売れてる画家らしいんだけど、
ボケ始めて…。
グェエエ!
こんなんで事件解決に
集中出来るんかぁぁ? 

片田舎でひっそりと暮らす老夫婦。
妻が「外国人」に惨殺されたらしい。
という殺人事件が発生。 

メディアの報道で、
排斥運動のムードが
高まってしまって、
移民に銃が向けられて!…バン!

グェエエ!
事件が1つじゃなくて、
2つになってしもうたぁああ! 

文章の1つ々が、映像化されて
脳内に再生されるぅう。
こういう描き方が
当世風なんだろうなぁ。
なもんで、
サッサか捲れちゃうぅう。 

私生活はダメダメだけど、
刑事としての腕は確かなヴァランダー。
地道に証拠を見つけていくよォ。 

スウェーデンの
暗くて寒い情景描写も手伝って、
空気が重く感じられた。
ってのは、ドラマの時と一緒だった。
本でも感じることが出来るんだなぁ♪
等身大の刑事が苦悩する姿に、
親近感を感じるなぁ♪

他の作品にも興味が湧いたんだけど、
読みたい本がワンサカあるもんで、
またいつか…。 

ヘニング・マンケル
1948年スウェーデン生まれ。
作家、舞台監督、劇作家。
〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉の第1巻
『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、
第5巻『目くらましの道』でCWA賞の
ゴールドダガーを受賞、他に児童書や
エッセイなども書いた。
人気実力ともに北欧ナンバーワンの
作家である。
2015年没。 

殺人者の顔 東京創元社 

刑事ヴァランダー
角川海外テレビシリーズ
AXNミステリー


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