アッパレじゃ!

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マスカレード・ホテル

2016年06月12日 | 

「ホテルに泊まった時に…」
っていう友達との会話から
この本を貸してもらったぞい。 

マスカレード・ホテル
著者:東野圭吾  
出版: 集英社文庫
発売:2014/7/18

東野圭吾原作のドラマは…
色々と観てる気がするんだけど…。
原作を読んだのは初めて。
バババッと読める本だったわぁあ。 

色んな事件が発生したり、
起こりそうだったり、
それなのに、頭がこんがらがるぅ。
なんてこともなく。
ページをドンドン捲っていくよぉお。

次の殺人事件は
このホテルで起こるだろう。

都内で次々と起こった連続殺人。
残された証拠をつき合わせたら…
警察が辿り付いたのが高級ホテル。
主人公の刑事・新田は、
フロントクラークに変身っ。
でも、むちゃくちゃ嫌そうぉお。
それをビシバシ鍛えるのが、
優秀なフロントクラーク山岸尚美。

彼女が、
このホテルと職業に惚れた理由とか、
事件に関係無いような、
個人の事情やホテルの内情も
散りばめながら…。

フロントクラークという仕事が、
判って面白かったよ。
ホテルには他にも色んな仕事があってね。
今までは「お客」としてしか、
ホテルを見たことがなかったけれど…。
まあ、こんな高級ホテルには
泊まったことはないけどね。
アハ

職場として見ると、
また違う世界が広がっているのねぇえ。

”お客様”も様々なのよねぇえ。
そうして、まさかの展開がっ。
え!あのお客がっ。
仮面が剥がされて…。
ベリベリィィイイ。
なるほどぉ
だから『マスカレードホテル』!

刑事の勘とフロントクラークのキャリア。
この2つの頭脳がなければ、
事件は無傷では解決しなかったよね。
でも私は、
一見ボ~ッとしてる所轄の中年刑事
能勢が気になったよぉお♪

楽しく読めたんだけど…。
うぅむ…なんちゅうか…。
スラスラっとし過ぎてる…っていうか…。
だからって、
難解な方が好きって
わけでもないんだけど…。
甘ぁぁい卵焼きって感じだった。
もう少しパンチが効いてる方が
好みかも…。

なになに、
『マスカレード・イブ』という
続編もあるんかい。
アラ、そっちも友達から借りてるじゃないか。
とにかく、いつか読んでみるね。 

集英社
東野圭吾さんの小説「マスカレード・ホテル」発刊-舞台はロイヤルパークホテル


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