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「7つの習慣」について

2015年07月21日 | O60→70(オーバー70歳)
▼先日、J-Unionのテキストでも紹介されているスティービン・R・コヴィー氏著「7つの習慣(人格主義の回復)」を読み終えました▼人格形成のプロセスとして「依存」「自立」「相互依存」があり、成長の連続体である「7つの習慣(❶主体的である❷終わりを思い描くことから始める❸最優先事項を優先する❹Win-Winを考える❺まず理解に徹し、理解される❻シナジーを創り出す❼刃を研ぐ)」について、説得力のある文章を綴っています▼読み進める中で、これまでの私がいかに「自立」を誤解し、「依存心」の強い割には「相互依存」のための努力を怠ってきたかが痛感できました▼本来ならば、現役のときに読んでおけば良かったのですが、定年退職してから読んでも、今後の指針になり得る内容が盛りだくさんでした。
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夢と希望とお客様を乗せて!

2015年07月20日 | O60→70(オーバー70歳)
横浜から相鉄線に乗車し、座って上を見上げたら相鉄バスの運転手募集ポスターが目にとまりました。キャッチコピーが、なんと「夢と希望とお客様を乗せて、君もバス運転手!」でした。にわかに信じ難く「昭和そのものではないか!」と、しばらく目を疑いました。
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梅雨は明けたのでしょうか!

2015年07月19日 | たばこの気持ち
▼7月13日の月曜日、強い日差しと日陰の境目がくっきりと、梅雨が明けたような錯覚に陥りました▼日陰のテーブルには、喫煙者用に灰皿が置かれていました。
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紫煙よ、風に散れ!

2015年07月18日 | ここで一服・水元正介
▼先日の朝、1階まで降りて行ったら、すでに真夏の暑さでした▼そして、5階まで上がってきたら、涼しい風が吹き抜け、まだエアコンのスィッチはOFFのままで充分なのです▼住まいの高さによる温度の差って、想像以上にあるものなのだと実感しています▼ところで、神奈川県には受動喫煙防止条例があり、いったん外へ出たら、たばこの吸える場所が少ないのです▼止むに止まれず、家族の同意を得て、ベランダに折りたたみの椅子を置き、当面はここで一服することにしました。
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『永遠の0』その16

2015年07月17日 | O60→70(オーバー70歳)
【339ページ】
特別攻撃隊は「神風(しんぷう)特別攻撃隊」と名付けられた。カミカゼではない。その時は「しんぷう」と読んだ。もっともそれ以降は「かみかぜ」と呼ばれるようになっていたが。隊ごとに「敷島隊」「大和隊」「朝日隊」「山桜隊」と命名された。これは本居宣長の「敷島の大和心を人問わば朝日ににほう山桜花」という歌を由来にしたものだった。
〔ken〕この歌から、「敷島」「大和」「朝日」「桜」というたばこの名前も生まれました。

【347~378ページ】
歴史に「if」はないが、もしもあの時、栗田艦隊がレイテに突入していたなら、ほとんど丸裸の米輸送船男は全滅していただろう。そうなれば米軍のフィリピン侵攻作戦は大いなる蹉跌を被ったことは間違いない。大量の物資と人員を失った米軍はその作戦の立て直しに、あるいは1年以上がかかったかもしれない。少なくともこの後に起こったレイテ島の陸上戦闘における日本陸軍の何十万人も及んだ戦死者は防げただろう。
しかし栗田艦隊の反転で、アメリカ軍に一矢を報いる最後の機会を逃した。小澤艦隊の多くの将兵の犠牲はすべて無駄になった。また敵攻撃機の攻撃を一身に引き受けてスリガオ島に沈んだ「武蔵」の奮戦も無駄になった。
敷島体の特攻が行われたのは、栗田艦隊の反転の翌日だった。しかし勝機は既に去っていた。
〔ken〕「勝機は既に去っていた。」という言葉は重いですね。繰り返しになりますが、「もっと早めの降伏をしていれば」と痛感させられます。
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『永遠の0』その15(人命軽視の思想)

2015年07月16日 | O60→70(オーバー70歳)
【326ページ】
「VTヒューズ」は言ってみれば防御兵器だ。日本軍にはまったくない発想だ。日本軍はいかに敵を攻撃するかばかりを考えて兵器を作っていた。その最たるものが戦闘機だ。やたらと長大な飛行距離、素晴らしい空戦機能、それに強力な20ミリ機銃、しかしながら防御は皆無---。
「思想」が根本的から違っていたのだ。日本には最初から徹底した人命軽視の思想が貫かれていた。そしてそれが特攻につながっていったに違いない。
〔ken〕攻めと守りのバランスが、何事においても大切ですね。私は守りが苦手であり、攻めのチャンスが訪れた時には、不徹底に終わるなど、結果的に攻めるチャンスを逃す、という場面が多々ありました。その場の感情に流され、自分を大切にしてこなかったという反省もあります。

【328ページ】
---乾坤一擲の大勝負をかけたマリアナ沖海戦で、連合艦隊は戦力の大半を失い、敵のサイパン上陸を叩くことはまったく出来なかった。
この後、サイパンの日本陸軍はほとんど全滅し、民間人も犠牲になった。バンザイ岬では多くの日本人が身を投げて死んだ。戦後、崖の上から次々と落下する日本人の姿を映した米軍の映像を見た時、わしは涙が止まらなかった。「許して下さい」と心の何度謝ったかしれなかった。
〔ken〕通称「バンザイクリフ」には、一度訪れたことがあります。海からの風が強い場所で、白い海鳥が飛んでいた光景を思い出しました。ここからバンザイをして、多くの日本人が身を投げたのかと思ったら、とても切ない気持ちになりました。
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『永遠の0』その14

2015年07月15日 | O60→70(オーバー70歳)
【299ページ】
永井に会った後、ぼくは太平洋戦争の関係の本を読み漁った。多くの戦場で、どのような戦いが行われてきたのかを知りたいと思ったのだ。
読むほどに怒りを覚えた。ほとんどの戦場で兵士と下士官たちは鉄砲の弾のように使い捨てられていた。大本営や軍令部の高級参謀たちには兵士たちの命など目に入っていなかったのだろう。兵たちに、家族がいて、愛する者がいるなどということは想像する気もなかったのだろう。だからこそ彼らに降伏することを禁じ、捕虜になることを禁じ、自決と玉砕を強要したのだろう。力を尽くして戦った水に敗れた者に「死ね」と命じたのだ。
〔ken〕自衛隊員に、遺書を書いておくことを強要した問題が、最近の報道で明らかになりました。先読みした自衛隊幹部たちの暴走ですね。とんでもない話に、びっくりしました。

【307ページ】
---太平洋戦争が始まる前の操練はものすごくレベルが高かった。わしの時は8000人の受験者で受かったのは50人、最後まで残って艦上機の搭乗員になれたのは20人余りだ。競争率はおおよそ400倍だ。自分でもいうのも何だが、選りすぐりの男たちだった。---
しかしわしら搭乗員は油断しなかった。なぜって---わしらはいつも最前線で戦っていたんだ。機動部隊としては連戦連勝かもしれないが、搭乗員の損失がゼロということはありえない。どんな圧勝の戦いでも未帰還機は出た。真珠湾でも未帰還機が29機も出たんだ。だからわしらはいつも必死だった。(谷川)
〔ken〕物事の解決に武力は使わないと誓い、憲法に記した日本が、今、ちょっと危ない雰囲気にありますね。
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文房具が好き!

2015年07月14日 | O60→70(オーバー70歳)
▼前回の「カンブリア宮殿」は、文房具の老舗である銀座「伊東屋」でした。「文化とは文が化ける」こと、つまり、書き記されて残ってきたのが文化であり、今後ともそれは変わらないという信念のもとに、大胆な店舗リニューアルを実行した伊東屋の姿が紹介されました。
▼私も文房具は大好きでしたが、仕事でパソコンを使い出し、さらにはスマホを手にするようになってから、すっかりご無沙汰していました。しかし、今年から太字の万年筆を持ち歩き、書き味の心地良さを楽しんでいます。
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太宰治さんの「女生徒」

2015年07月13日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
▼先日、上部団体に勤務する若手女子と打ち合わせをしていたら、偶然、両切りタバコの「ゴールデンバット」を熱烈に愛した太宰治さんの話題になって、少なからず盛り上がりました。

▼私が「太宰治さんの文章は、村上春樹さんなんかよりも素晴らしく、後世に残る偉大な日本の作家ですね」と感想を述べたら、その若手女子は「わぁ~っ、こんな話を聞けるなんてとっても嬉しいです」と大変喜んでくれました。

▼彼女のお勧めは、ファンレターにちょっとだけ太宰が筆を入れた「女生徒」という小説です。一度は目を通した気もするのですが、まったく忘れているので、近いうちに本屋さんで手に入れ、読んでみようと思います。
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「探偵はバーにいる2」について

2015年07月12日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
▼ここのところ、ずっと家で静養していたので、録画していた映画などをまとめて見ています▼当然ながら、テレビドラマより邦画は見応えがありますね▼大泉洋さん、松田龍平さんの「探偵はバーにいる2」は普通に楽しめました▼とくに、たばこの扱いが嫌煙や受動喫煙防止という風潮におもねることなく、堂々と描かれていることに好感を覚えました。
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