誰が言ったか知らないが
お葬式が三つ続くと
二月末、同級生が亡くなった。
パワフルでいつも明るい人だった。
彼女のことは何も知らなかった。
学生時代以来という同級生や恩師に出会った。
ともすれば、ほっとしてしまいそうな年代の私たちに生きることの大事さや大変さ・人との繋がりを考え直させてくれた彼女の死だった。
かたづけるきっかけもなくハンガーにかけてあった礼服。
昨日は、夕方に友達が連絡をくれた。
三十分後に迎えに行くからお通夜に行くよって。
準備はしてあったのですぐに出られた。
神式のお葬式。
うちの神道とはまた違ったもの。
大祓を一緒にと言われた。言葉はほとんど変わりなかったのだが節回しが全く違ってた。
たんたんと進められる儀式に悲しみを感じなかった。肉体を持っていた人が魂の世界に当然のごとく帰っていくような空気感を感じた。
お経のような大祓にも違和感があったが、それはそれで。
お風呂に入るまで、むせかえるような花の匂いがなかなか消えず・・、ふと思い出した。
友達の舅さんだったのだが、私の次男が就職したときに自分のことのように喜んで・・何度も何度も嬉しい気持ちを言葉にしていらっしゃったと聞いた。
宗教は違えども神さんの信心をしてらっしゃった人なんだなぁと偲んだ。
生まれてきたからには人は必ず死を迎えるのですが、続いてはほしくないものですね。
今度は、早めに片付けよ・・・。
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