私は読書は好きですが、読書量はそれほど多くありません。一方でとんでもない読書量の方の話を時々聞きますが、ウェブ上でその凄さを確認できるのは松岡正剛さんの千夜千冊(http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya.html)です。私自身も興味ある話題が多く、このサイトを読み出すと止まりません。
随分昔の学生時代に、松岡さんが主体になって出版されていた雑誌『遊』を見たときには、松岡さんらの博識に驚きながらも、その論理飛躍的な関連性摘示の羅列に胡散臭さも感じていました。
しかし、今や編集工学の権威としてアカデミズムにも認められているようですし、NHK等のTVメディアにもよく登場されています。
「博識」は、知るという、つまりは読書なりの経験作業が前提になりますから、有限の人生をうまく使ってきたという、一種の人生の勝ち組のような羨ましさを覚えます。でも池田晶子ファンである私が今言うとすれば、多くを知るということと正しいことを知るということは同じではない、と偉そうに言ってしまいそうです。松岡さんと池田さんで対談でもしていただきたいですね。
随分昔の学生時代に、松岡さんが主体になって出版されていた雑誌『遊』を見たときには、松岡さんらの博識に驚きながらも、その論理飛躍的な関連性摘示の羅列に胡散臭さも感じていました。
しかし、今や編集工学の権威としてアカデミズムにも認められているようですし、NHK等のTVメディアにもよく登場されています。
「博識」は、知るという、つまりは読書なりの経験作業が前提になりますから、有限の人生をうまく使ってきたという、一種の人生の勝ち組のような羨ましさを覚えます。でも池田晶子ファンである私が今言うとすれば、多くを知るということと正しいことを知るということは同じではない、と偉そうに言ってしまいそうです。松岡さんと池田さんで対談でもしていただきたいですね。