山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

早池峰山アイオン沢

2020-04-07 | 2019-20山スキー
山域山名:北上山地・早池峰山(岩手県)
期  日:2020年3月19日(木)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:門間550m(6:25)→早池峰林道→握沢分岐(7:15)→アイオン沢出合1000m(8:40/8:55)→林道終点1170m(9:35)→1522コル(11:00/11:10)→早池峰山1917m(12:00/12:35)~林道終点(13:25)~握沢分岐(14:10/14:25)→門間(15:00)
<天候:快晴>

数年前から計画するも、如何せん遠いことと積雪自体が少ないので条件が整わないとなかなか実行に移せずにいた。
昨年は金駒でのアクシデントにより早池峰山を断念。

今日の予報では発達中の低気圧が日本海を進むので、南風は強いが天候はよい。
前夜に自宅を出て東北道で仮眠して盛岡インターへ。

トンネルを抜けると空には月、正面には早池峰山。




除雪は最終民家まで。早池峰林道は雪でこの先は進めなくなっていたのでここから歩き出す。




アイオン沢の由来が書いてあった。なるほど。




林道は脱いだり履いたり。




夏道の握沢登山口。







林道をさらに奥へ。




雪温が上がってシールワックスも効果なく、ずっと下駄に苦しめられてペースが上がらない。




アイオン沢。




濃密な樹林に進路を阻まれたが、突破していくと次第に疎林となっていった。




強風に飛ばされた雪が斜面を落ちてくる。沢を吹き下ろす風と稜線上空の雲からして相当な風が吹いているようだ。




林道最終点。










アイオン沢上部を登る。




稜線が近い。




登るにつれて風が収まってきた。気温も高く0℃位とまったく寒さは感じない。ラッキーだ。




早池峰山モンスター。




素晴らしい。




コメガモリ沢を俯瞰すると薬師岳と河原坊が見えた。




山頂は近い。




早池峰山頂へ。




早池峰剣ヶ峰。




小田越と薬師岳。陸奥の名峰の頂きは格別だ。




山頂直下は雪が薄く岩が出ているので慎重に滑る。




中岳へ連なる稜線。花の時期にのんびりと歩いてみたい。




モンスターを縫って。










アイオン沢に滑り込む。




最高だ。







闇隅沢下のゲートまでは斜度があってよく滑った。




朝にあった雪はほとんど消えて、握り沢からほぼ歩いて下った。




早池峰山を滑りたいという念願がかなった。派手な斜面はないが充実した山スキーだった。