山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

鯨山

2020-04-08 | 2020山登り
山域山名:北上山地・鯨山(岩手県)
期  日:2020年3月20日(金)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:陸中海岸青少年の家110m(9:15)→稜線出合(9:40)→十文字分岐(10:00)→鯨山609m(10:25/10:40)→分岐(11:00)→大沢川コース→青少年の家(11:30)
<天候:晴れ>

一度聞いたら忘れない鯨山の由来は、
「この地には昔、流行病があったとき、大槌の浜に大鯨が打ち上げられ、村人がこぞってその肉を食べたところ、大変快方に向かった。通りがかった旅人もその肉をもらい、旅先の村で、流行病の人に鯨肉を分け与えたところ治ったという。どこで求めたのか、と聞かれ、高くて目立つ山があり、その近くの浜に鯨が打ち上げられているはずと答えた。高い山は鯨山と呼ばれるようになったという。」

「かつて、この地方に疫病が発生し、浜に打ち上げられた鯨を食べたら元気になったことから、浜が鯨で大量だったとき人々が鯨に似たこの山に集まったなどの言い伝えがあり鯨山と呼ばれるようになったようです。山頂からの早池峰山、船越半島、浪板海岸などの遠望は圧巻です。」

鯨に助けられてでも新型コロナは終息してほしい。

3連休初日の20日は低気圧が猛発達して岩手県内全域に暴風警報が発令。
三陸海岸の大槌新町では観測史上最も強い最大瞬間風速42・1メートルを記録。
東北新幹線も大幅に遅れ、在来線はほとんど運休、停電も各地で相次くなど大荒れ。

昨年の台風19号で大きな被害を受けた三陸鉄道の全線復旧の日でもあるが、コロナによる様々なイベント中止に追い打ちをかけるような一日だった。

海を眺める青少年の家に車を置かせてもらい出発。







道はよく踏まれている。




山田湾。




一旦十文字に下ってから急登の連続。




鯨山山頂。




昨日登った早池峰山も見えるようだが、




冬型の爆風で雪雲のなか。鯨山でももの凄い風だから早池峰山ではどうなっているのだろう。




展望のハイライトはやっぱり太平洋。




船越湾と大槌湾。大津波で被害を受けた浪板海岸も復興の工事が進んでいる。







大沢川コースは林道と伐採地を下りていった。