山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

南岳新道(槍平から南岳、槍ヶ岳周回)

2016-09-04 | 2016山登り
山域山名:北アルプス・南岳、槍ヶ岳(岐阜県、長野県)
期  日:2016年7月17日(日)~18日(月)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:
7/17 新穂高温泉1100m(12:35)→白出沢出合1540m(13:55/14:05)→槍平1990m(15:55)<テント泊>
<天候:雨>

海の日3連休だが、肝心の中日が寒気低気圧で荒天予報。
稜線で悪天候に掴まったら辛いので、天気が回復する午後から歩き始めてテン泊、翌日にアルプス稜線歩きができるルートを練って、
以前からトレースしたかった南岳新道に決めて、ちょうど正午に雨が上がった新穂高温泉に着いた。


下山してくる登山者は雨具を着ているがびしょ濡れで疲労の色濃い。




このあとまた雨が強まって自分も結構濡れてしまったが、滝谷は問題なく通過できた。







熊さんがお出迎え。




10分足らずで設営完了。




すぐにこれ。




槍平冬季小屋は17~18年前に初冬の槍ヶ岳を登った時に泊まったが、ほとんど記憶がない。




夕方になってやっと天候も回復した。




7/18 槍平1990m(4:00)→南岳新道2560m(5:30/5:40)→南岳3032m(6:50/7:05)→中岳3084m(7:50/8:10)→大喰岳(8:30/8:35)→槍ヶ岳山荘(8:55/9:10)→槍ヶ岳(9:25/9:35)槍ヶ岳山荘(9:50/10:10)→西鎌尾根→千丈沢乗越(10:50)→飛騨沢2550m(11:05/11:20)→槍平(12:15/13:20)→白出沢出合(14:55/15:05)→新穂高温泉(16:10)
<天候:快晴>

3時頃起きたら満天の星空。今日は行けるぞ。

夏とはいえ午前4時はまだ真っ暗。南沢横断箇所で白々し始めた。




沢を渡って西尾根に取り付く。




他のアルプス三大急登をはるかに凌ぐというほどの急登の連続。




朝日が笠ヶ岳、抜戸岳に当たる。




群落ではないが、花もチラホラ。







穂高も陽が当たってきた。




涸沢岳とジャンダルム。







2631mピーク手前の救急箱。




遭難対策で最近設置されたのだろうか。




白山も見えた。




やっと南岳が近づく。




沢沿いに付けられていた旧道跡が分かる。




南沢のお花畑。







新道開通は1999年だそう。




若者4名パーティが下っていった。




例年より1ヶ月も早く雪渓は消えていた。いつもならアイゼンがいるトラバース。







どう見てもカール地形なのだが、認定されていないらしい。







この見上げる角度の槍は新鮮だ。




大キレットと北穂高。




稜線を行けば、




南岳山頂へ。




三角錐の常念岳と雲海上に浮かぶ浅間山。




天狗原もほとんど雪がない。




これぞ槍。




中岳山頂。




コルには雷鳥の親子が。







中ノ沢もそそる。(何のことか)







大喰岳山頂。




槍ヶ岳山荘と立山。




槍の肩へ。







槍ヶ岳山頂。何回目だろうか。




次はこの尾根から登りたい。




天丈沢も1本滑りたい。




天気も最高で、絵はがき的景色。




山荘と笠ヶ岳。




3連休最終日とあって空いていました。




久しぶりに西鎌尾根を行こう。




夏山JOY♪だね。みんな笑顔で昨日の登山者と対照的だ。やっぱり山は天気。




千丈沢乗越。




飛騨沢上部。今日は秋のような乾燥した空気で、雲も沸かない。




秋なら奥丸山もいいな。




飛騨沢のお花畑。




飛騨沢ルートと合流。




ここにも救急箱がありました。




槍平へ。こんなに眺めがよかったんだ。




テントを乾かす。これで家での作業がひとつ減る。




槍平からの下りが暑くて地獄でした。




夏はのんびりとテント泊がいいですね。




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