翌日は福井観光へ。
三国町にある旧森田銀行本店。
1894年(明治27年)に地元の盟主が創業した銀行。
建物はモダンなデザインで三国港繁栄を残す登録有形文化財だそうです。
昔の大金持ちは地域貢献に努めたようです。
長野にある小海線は、小諸から小海までを佐久の大富豪が地元のために開業したと聞いたことがある。
朝から大人のコーヒーブレイク。
かに問屋も大賑わい。
大きいのは一杯1万円超え!
40年振りに東尋坊へ。
この景色は何となく憶えている。
木造の天守閣が美しい丸岡城へ。今の天守閣は昭和23年の福井大震災で倒壊したあとに、30年に修復されたもの。
足下の町並みは、ほとんどお堀があった場所。
福井のくれば、ヨーロッパ軒でしょう。
ソースカツ丼も誕生100年らしい。
最後は勝山の恐竜博物館へ。
武井壮が撮影に来ていたが、カンペなしで話していた。頭いいんだ。
楽しい福井の山旅でした(終わり)
山域山名:越前・取立山(福井県)
期 日:2013年11月30日(土)
参 加 者:みやぶー、とよちー、ふくせんぱい、あおっち
行動記録:
11/30(土) 美濃白鳥(8:00)=越前大野駅(9:30)=勝山駅(10:00)=国道157号駐車場610m(11:10)→林道→夏季駐車場880m(12:20)→稜線1170m(13:40/13:55)→取立山1307m(14:25/14:40)→駐車場610m(15:45)
<天候:くもり>
昨日から降り続いた雪も夜中には上がった。旅館から通りに出てみたら、新雪をまとった山がまぶしいほどに輝いていた。街の景色でこれだけ感動したのはめずらしい。
80年続く老舗の浅野屋旅館にて。
旅で街を訪れたら、必ず駅を見に行くのがポリシー。
駅に来る人は長良川鉄道の電車に乗るためでなく、郡上八幡行きのバスに乗るためだった。
時刻表をみたら、なぜか8時台の電車がない。バスはその代替なのだろう。
白鳥高原方面に伸びるレール。
国鉄が設置した財産標(昭和8年)とタブレット。
丹那トンネルで使っていたレール。現在のものより、かなり薄いレールだ。
駅前通り。田舎情緒たっぷり。
長良川と遠くに見える山は白山別山稜線か。
油坂峠を走る。
大日ヶ岳。
福井県へ。
墨絵のような九頭竜湖。
越美北線終点の九頭竜駅。
もう冬の景色。
荒島岳も冬山になった。
勝原の集落。紅葉と新雪のコントラストが美しい。
恐竜の街、勝山駅。あおっちと合流。
大正三年(1914年)に開業した越前電気鉄道で使われた自社製の「テキ6」電気機関車。北陸で初めて走った電気電気機関車で、動態可能な日本最古の車両とのこと。
寄り道をたくさんしたので、登山口に着いたのは11時。国道脇の駐車場には先行者の車が3台あった。
先行者はみんなスノーシューのようだ。新雪は40㎝、ラッセルは大変だったろう。
途中ですれ違うたびに丁重にあいさつしました。
案内表示板。夏は周回コースが人気らしい。
夏の駐車場はもう根雪に埋もれていた。
地図で九十九折りになっていたのは細い林道だった。終点は山頂まで1㎞。
樹林帯に入りさらに登ると、山頂まで500m地点で先行者が引き返したのでトレースがなくなった。ご覧のとおりの膝上ラッセルで進む。
取立山山頂です。
遠くには白山の山腹が見えた。
勝山を見下ろす。
雲間から指す光がカーテンのよう。
明るいうちに下山できた。
大野市郊外からの荒島岳。この角度が一番尖っている。
怖いような太陽の光。
越前大野駅。
待合いはクリスマスモード。
今宵の宿は芦原温泉。そう、この時期は越前かに!(^^)!
この黄色いタグ「三国港」が地元産の証し。
かにしゃぶも付いて、かに三昧でした。
山域山名:中央アルプス・恵那山(長野県)
期 日:2013年11月29日(金)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい
行動記録:
11/28 熊谷(20:40)=花園IC=中央道中津川IC(24:30)=中津川ドライブイン<テント泊>
11/29 中津川=中央道恵那山トンネル=峰越林道ゲート1150m(7:45)→林道→広河原登山口1266m(8:15/8:20)→1716m(9:30/9:40)→恵那山三角点2189m(11:05)→山頂2191m(11:20)→避難小屋(11:25/11:55)→1550m(13:00/13:05)→広河原(13:30)→林道ゲート(13:55)=大妻籠(15:20)=妻籠(15:40)=中津川IC(16:10)=東海環状自動車道=東海北陸自動車道白鳥IC=美濃白鳥(17:10)
<天候:くもり、昼過ぎから小雪>
立山の翌週は福井に単身赴任中のあおっち訪問を兼ねて、恵那山と取立山に登ってきました。
夜に熊谷を出発、関越道から上信越道、中央道を走って深夜の中津川へ。
国道19号線沿いのドライブインで仮眠。外は0℃とかなり冷えた。
テントをたたんで朝マック~暖かい店内で朝食を食べて、何とお湯までもらってしまった。マックも意外とサービスがいい。
昨日通ったばかりの恵那山トンネルを戻り、名古屋方面からしか出入口がない園原インターを出る。林道を走って行き止まりのゲートへ。他に車はなし。
気温-3℃と寒い。
昨夜に降った雪が凍ってツルンツルンの林道。この先に工事現場があるので、作業員の車が4台ほど走っていった。
恵那山広河原登山口。
木谷川に架かる橋を渡って、急な尾根に取り付く。
日差しを浴びると暖かい。
微笑ましい標識。
中央アルプスは雪雲のなか。
1716mピークから稜線の登り。
美しい霧氷が目を楽しませてくれた。
2071mからは平坦な稜線を行く。
三角点のある山頂。大きなやぐらもあった。
意外と質素な山頂標識。
真冬並の寒気が入っているので-10℃とかなり寒い。
山頂稜線にはたくさんの神様が祀られていた。安曇野の有明山もこんな感じだったので、昔から地元の人に信仰されてるのだろう。
百名山だし、夏は相当賑わうのだろう。
最高点の2191mピークには、営林署の杭だけ。ずいぶんと扱いが違う。
立派な避難小屋で昼食を食べる。山頂の小屋は冬にもよく利用されているようで、薪ストーブもあった。
小雪も舞いだしたが、いちもくさんに駆け下る。雪は内陸特有のさらさらパウダーでした。
広河原ルートは2万5千図にないので、最近、開かれたルートのようだ。
おそらく、恵那山に登る最短でしょう。
園原からは国道を走って木曽路へ戻った。大妻籠に立ち寄って…
五平餅を食べる。旨かった~。
馬籠から中山道ウォークをしていた、とよちー&栗さっちゃんを妻籠でピックアップして再び中津川へ。正面にはさっきまであの頂きにいた恵那山が見えた。
名古屋圏の環状高速道路を走って、雪舞う美濃白鳥へ。
圏央道もそうだが、環状線は利用価値大。
今夜の宿は白鳥旧市街にある料理旅館浅野屋。料理は手作りで、決して多すぎることなく絶妙で、4人とも完食でした。女将さんが「よっぽど、お腹が空いてたんですね~」と喜んでくれました。
部屋は池の桟橋を渡った離れに。風情もあって、旅情感もたっぷりでした。