山域山名:妙高山系・火打山(新潟県)
期 日:2013年4月18日(木)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、らがー
行動記録:循環器(4:20)=笹ヶ峰1320m(7:30/7:55)→黒沢橋(8:40/8:55)→黒沢1900m(9:55/10:05)→富士見平2100m(10:30/10:50)→高谷池ヒュッテ2100m(11:15/11:30)→火打山2461m(12:55/14:05)~影火打鞍部→南面台地1856m(14:25/14:40)~鍋倉谷1500m(15:00/15:10)~林道(15:50)→笹ヶ峰(16:50)
<天候:快晴、午後時々曇り>
平日の木曜日、笹ヶ峰から火打山に登り、影火打から南面台地を滑って、笹ヶ峰に戻る周回ルートに行ってきました。
妙高山域に来たのは正月明けの赤倉山以来。今年の冬はとても寒かったので、近場の上越で十分楽しめたのでずいぶんと久しぶりだ。
妙高山麓も雪もすっかり消えた。
黒姫山の雪は多いような気がする。
笹ヶ峰の残雪は1mと例年の半分くらい。
平日なので、止まっていたのはこれですべて。
登山口の休憩舎もほとんど出ていた。
黒沢も口を開けている。
黒沢に架かる橋。
橋付近の黒沢は完全に流れが出ていた。
今日は黒沢を詰めるルートを取る。
褶曲した地層。地学の先生がこれを見たら、踊るように喜ぶだろう。
デブリが出ていたが、この先はきれいだった。
沢の中は暑くてたまらない。
大きく口を開けた黒沢の滝。
滝を越えるのに、スキーを外して右岸を登る。
滝の上も割れていた。
二俣。右に行くと三田原山へ、黒沢は左を登る。
1900m付近の雪原。
黒沢越しの三田原山。
黒沢岳稜線下で。
今日は滝で外したが、稜線までほとんどシールで登れるので、十二曲ルートよりかなり楽だった。
稜線に出たら、ドーンと北アルプス。
GWに行くつもりの白馬岳北方稜線。瀬戸川のブリッジは残っているだろうか。
高妻山と乙妻山。
定番のこの景色。焼山と火打山の両雄。
凍っているととても怖い思いをする黒沢岳のトラバース。今日は暑くてグサグサだった。
天狗原山と金山。まだスキーでは未踏の斜面。近いうちに是非とも行きたい。
高谷池ヒュッテが右側に。
1階は完全に埋もれていたが、この時期としてはかなり少ない。
ヒュッテは土曜日から泊まれるとあったけど、まだ小屋番はいなかった。
いよいよ火打山が近づいてきた。平日は誰にも会わなくてとても静か。
もったいないが、天狗の庭へ一旦シールで下る。
火打山斜面の雪庇と、影火打南面台地。
今日は稜線下をトラバースした。肩から妙高山を振り返る。
雪が柔らかかったので、クトーなしで山頂へ。
でも、山頂は強い南風で、風下の影に逃げ込む。
せんぱい~、がんば~。
山頂ですよ~おつかれさまで~す。
影火打と焼山、遠くに雨飾山。焼山北面台地に抜ける影火打ルートもよく分かる。
焼山北面台地と昼闇山。北面台地は何度行って素晴らしいルート、また行きたい。
ヒュッテが小さく見える。このエリアはまさしく「山スキー天国」。
滑降を前に。
目指すは、眼下の南面台地だ。
山頂直下は、登山道に付いた雪を拾って滑る。
正面にはドデカイ焼山。
いよいよ、本日のハイライトです。
コルからトラバースして、南面台地上の斜面に出る。
無木立の特大斜面。
らがーがアグレッシブに攻める。
せんぱいも決まってるね~。
まだまだ、台地は下です。
左が影火打、右が火打山頂。真ん中の斜面を滑ってきました。
素晴らしい斜面でした。
喜平治岳の大雪庇。
天狗ノ庭の西面斜面、右奥が黒沢岳と三田原山。
いちばん奥が台地1765mピーク。
ほぼ平らな台地を1㎞ほど直滑降で移動。
末端に立つと、鍋倉谷への下降点。
急斜面を降りて鍋倉谷に滑り込む。
鍋倉谷はこの下にヒコサの滝があるので、谷底から左岸斜面をステップで登る。
惣兵エ落谷を見上げる。次は上に見えている喜平治岳を絡めてこの谷を滑ろう。
長い長い鍋倉谷左岸斜面のトラバースのあと、窪地から林道に滑り込む。
林道をひたすら漕ぐ。
疲れたあとの緩やかな登りの林道はしんどい。
いい加減、嫌になったのでこのあとシールを付けて歩いた。
黒沢まで除雪してあった。ここからは担ぎで、駐車場までちょうど500mあった。
春はロングルートを巡るのが楽しい。
夕暮れの笹ヶ峰からの黒姫山。
佐渡山と中妻山、乙妻山。
今日も最高に楽しみました。
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