山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

白馬岳②(清水谷&鑓沢&鑓温泉)

2017-07-06 | 2016-17山スキー
山域山名:北アルプス・白馬岳、旭岳、鑓ヶ岳(長野県、富山県)
期  日:2017年5月28日(日)~29日(月)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:
5/29 白馬山荘→白馬岳2933m~白馬山荘(7:20)→清水谷滑降2300m(7:45/7:55)→2670m(8:35/8:45)→鑓ヶ岳2903m(10:05/10:20)~鑓沢滑降~鑓温泉2030m(10:45/入浴/12:15)~湯ノ入沢1590m(12:20/12:30)→小日向コル1824m(12:55/13:25)~猿倉台地1410m(13:55/14:05)→猿倉1230m(14:25)
<天候:曇り後晴れ>

快晴の朝を迎える。













朝食後に空身で白馬岳山頂に向かう。







残雪期に賑わった白馬岳主稜の雪庇も崩壊が始まった。




稜線は立っているのがやっとの強風だった。




小屋に戻って清水谷滑降へ。縦溝ひどくしかも冷え込みでカチカチ。転倒しないで滑るのがやっと。




上空はさらに風が強まったようだ。




この斜面を滑れば清水谷右俣へ。




ここに降りるのは3回目。




S字は完全に雪割れ。




右岸側の藪を漕いで雪上に上がる。




これでシールで行ける。




2450mのU字雪城。いつもこれを見るのが楽しみ。







壁を登って台地状に上がる。




目指す白馬鑓北面斜面。




雲行きが怪しくなってきた。今年は強風が多かったのか、山頂直下斜面の雪壁が大きくて突破が大変だった。




小屋でいっしょだった女性4人とガイドパーティ。




烈風の白馬鑓ヶ岳山頂。装備を飛ばされないようにするのが精一杯、展望を楽しむ余裕もなし。




昨年ドロップした中央ルンゼ。ノドはどうなっているのだろうか。




今日はメローな鑓沢にエントリー。




清水谷よりはよかった(程度)。




縦溝が顕著で快適とは言い難かった。







鑓温泉が見えた。ここまで下りると、さっきの強風がうそのようにポカポカ。




湯加減もベストで、超超~極楽。山ヤだけの天国。




ガイドパーティも到着。彼女らはこれをとても楽しみにしていた。




なぜか温泉下斜面が一番フラットで快適な滑りでした。




中央ルンゼを見上げる。大きなスラフ道ができていた。通過はどうでしょう。




シールで小日向コルに登り返し。




あとはこの斜面を滑るのみ。







すっかり新緑の盛り。




根性で最後の雪が切れるまで滑る。




夏道を歩いて猿倉に下山。




雪もたっぷり、天気も安定する5月後半はシーズン最後の山スキーツアーに最適です。




代掻き馬も姿を現し、白馬山麓では田植えが始まっていました。