山域山名:北アルプス・乗鞍岳、小蓮華山、白馬岳、旭岳、清水岳(長野県、富山県)
期 日:2014年8月2日(土)~4日(月)
参 加 者:みやぶー、じんさん、くろちゃん、あいけん、くまさん、こまっぴー、きむてつ
行動記録:
8/2 栂池高原(10:25)=栂池自然園駅1830m(11:25)→天狗原(12:50/13:20)→乗鞍岳2469m(14:50/15:00)→白馬大池2380m(15:35)
<天候:くもり、にわか雨>
8月は熊トレの恒例となっている夏のアルプス山行で白馬岳へ。
行程は、信州側の白馬大池から稜線を白馬岳、旭岳、清水尾根をつないで富山側の黒部欅平まで下る、『白馬岳横断ルート』。
他のメンバーは「最盛期の高山植物が楽しみ~!」だが、自分は花プラスこのルートはまだトレースしていないのと、「旭岳から清水岳周辺の山スキー偵察」も主要な目的。ちょうど、その日が一番天候が良くて、稜線散歩と併せて夏山縦走を楽しんで来ました。
うだるような暑さの栂池から出発。
ゴンドラ、ロープウェーを乗り継いで登り出しは1830mから。いくらか涼しく、ありがたや。
自然園には新しい山小屋建物の脇に昔のヒュッテ。
パラッと小雨も降ったが、本降りにならずにすんだ。
雲間からの唐松岳、五竜、鹿島槍。
昼食タイムの天狗原にて。
天狗原は積雪期には大雪原になる。これまで数え切れないほど来ているが、雪のない季節は初めて。
乗鞍岳東面の急斜面には残雪あり。ここだけは涼しかった。
もうこれで今日の登りはなし。あと少しですよ~。
乗鞍ケルンにて。
白馬大池は、思いのほか透明度が高かった。
ペースはのんびりだったが、無事に白馬大池山荘に到着。GWに来ると、雪の上に屋根が出ていることは珍しいから、7~8m以上は積もっていることになる。
土曜日とあってテン場はご覧のとおり賑やか。山荘もかなり混んでいた。
白馬岳往復Aパーティと合流し、自炊部屋で宴会中。
8/3 白馬大池(4:15)→船越ノ頭2612m(5:10/5:25)→小蓮華山2769m(6:05/6:20)→三国境(7:10/7:20)→白馬岳2933m(8:05/8:20)→白馬山荘(8:30/9:30)→旭岳2867m(10:15/10:25)→裏旭岳2733m(11:10)→清水岳2603m(12:50/13:15)→不帰岳避難小屋(15:05)
<天候:晴れ後曇り>
今日は長丁場。夜明け前に出発。
大池を眼下に夜焼けを迎える。
雪倉朝日上空の雲も少し焼けてくれた。
足下には可憐なコマクサ。
小蓮華山に朝日が当たった。
船越ノ頭からは、南アルプス、八ヶ岳・阿弥陀岳に重なるように富士山も見えた。
朝日に輝く高妻山と雲海。ほんの一瞬だが太陽からの贈り物。
後立山連峰も素晴らしい。
ハクサンイチゲの群落。
小蓮華山山頂。
槍穂高。
白馬岳と杓子、白馬鑓。
素晴らしい眺望で最高!
谷からは涼しい冷風を受けながら、稜線散歩を楽しむ。
5月に滑った白馬沢右俣のエントリーポイント。
小蓮華稜線を振り返る。
鉢ヶ岳、雪倉岳、奥に朝日岳に続く白馬北方稜線。
足下の斜面にはコマクサの大群落。
三国境は白馬山荘に泊まった登山者が大勢休んでいた。
これから巡る旭岳と清水岳。いい稜線だ。
イワツメクサ
チシマギキョウ
ミヤマツメクサ?
ミヤマアズマギク
白馬沢左俣は中間に岩壁があるので超難度。
白馬山荘ラッシュが去った後だったので、白馬岳山頂を独占できました。
旭岳の奥に富山の町並みもハッキリ。今年滑降した中央ルンゼエントリー部の雪は消えていた。
富山湾と能登半島も。今日は気温が上がらず、視界はかなり良かった。
白馬岳山頂をあとに下る。
2号雪渓。雪庇がなければ斜度はそれほどではない。
白馬山荘へ。ではティータイムにしましょう。
これが噂のスカイプラザ。
レアチーズケーキとホッとミルクのセットを注文。
少しだけ優雅な気分になりました。
このあとは後半でUPします。