山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

七倉~野口五郎岳~水晶岳~赤牛岳~読売新道8/25

2013-09-08 | 2013山登り

行動記録:水晶小屋(5:40)→水晶岳2986m(6:10/6:15)→2742mピーク下(7:20/7:30)→赤牛岳2864m(8:50/9:05)→2578m(10:00/10:20)→2356m(10:30/11:10)→1882m(12:10/12:20)→1700m(13:05/13:15)→奥黒部ヒュッテ(13:35)

<天候;雨のち曇り、午後晴れ間>
夜中からまた雨が降り出し、どうも午前中はダメそう‥諦めて歩くしかない。

明け方は何とか視界が効いた。

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また雨具で出発。3日連続。

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小屋から水晶岳稜線を行く。

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水晶岳山頂。風雨で寒い。

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東面のカール。

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水晶岳山頂をあとに赤牛岳に向かう。

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眼下にはかすかに高天原と、新しくなった小屋の赤い屋根が見える。

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温泉沢の頭にて。まだまだ赤牛が遠い。

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登山道はほとんど西斜面に付けられているが、強風が吹き付けて休んでいらないので、稜線の反対側で休憩した。

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水晶岳を振り返る。

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赤牛岳も近くなってきた。

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烏帽子岳が見えた。

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赤牛岳山頂。再び濃いガスのなか。
山頂西側にはビバークサイト(2張り)があった。

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赤牛岳の下り初めは崩れやすいガレ場ばかり。

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2650mの岩場から雲の下に出て、一気に視界がよくなった。
2578mピークの向こうに黒部ダムが見える。いつもダム湖から真正面に赤牛岳を見ていたから、なるほど~と。

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花崗岩のオブジェ。

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山頂稜線は相変わらずガスのなか。

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中腹以下はいい天気に。この赤牛岳が北アルプスの南部と北部の分かれ目のようだ。

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針ノ木岳から白馬岳まで後立山連峰が重なるように見える。

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五色ヶ原と立山。

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美しい樹林帯を下る。

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それもつかの間、樹の根っこ地獄が延々と続く。

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滑りやすい箇所も多く、長い行程とともに読売新道が難路と言われる所以。

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読売新道は196年に富山県高岡市に読売新聞北陸支社ができた記念に開拓した登山道らしい。昔の企業人は仕事以外にもパワーと夢があった。

でも、奥黒部ヒュッテ小屋番に言わせると、「造っただけで、その後は何も管理しないから荒れ放題だよ。困ったもんだ」と。その後2000年に地元ガイドを中心に再整備して通れるようになったとのこと。

いずれにしても、毎年雪崩で壊れる黒部湖畔の登山道整備完了から、稜線に雪が降るまで、まともに通れるのは2ヶ月から3ヶ月くらい。北アルプス最奥のロングルートに間違いない。

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針ノ木岳と赤沢岳。

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樹に生えたキノコ。

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何の実?

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東沢谷も水量が多い。遡行は無理でしょう。

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大きな岩を飲み込むような根。

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奥黒部ヒュッテ。

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着きました!!

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ベンチで飲んで食べて。

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小屋下の東沢谷まで散歩。

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酔っぱらったので岩の上でトカゲ。インドヒマラヤトレッキングのようだね。

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そう、奥黒部ヒュッテにはお風呂がある。午後4時から入浴へ、さっぱりしました。

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今日は同じく水晶小屋から下ってきた方と5人だけ。
この二人、70歳にしてネパールメラピーク登頂し、別の方はフルマラソンもやるというから相当な強者。

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鶏肉におでんと豪華な夕食。

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今日は大の字になって寝ました。おやすみ~。

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