少しずつ、確実に春の気配を感じる日々、島岡美延です。出会う花も増えてきました。
違う道を通って素敵な光景だと「運がいい」と感じることも。中野信子著『科学がつきとめた「運のいい人」』(サンマーク出版)を読みました。自分は運がいいのか、悪いのか、ついそんなこと考えてしまうもの。
脳科学者のこの本、すべての項目が「運のいい人は・・・」という書き出しになっているので読んでいるうちにアドバイスが刷り込まれていく感じ。「運のいい人はプラスの自己イメージを持つ」のあとには「根拠のない自信さえあればいい」と続きます。
「運のいい人は不安と上手につきあう」「運のいい人は誰かを助けた時にこそ〈ありがとう〉を言う」。そして、これは究極?と思うのは「運のいい人はゲームをおりない」。そう、成功するまでやめない!
中野さんが言うように、運・不運とは誰の身にも公平に起きていて、その運をどう生かすかに少なくとも人は主体的にかかわっていける、のですね、きっと。