美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

歌もピアノも身体表現

2010年11月20日 07時08分15秒 | 姿勢&見た目
萩原麻未さんの快挙に感動、島岡美延です。ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門優勝、TVで流れた演奏の一部に釘付けになりました。幼い頃から曲の世界を表現し、全身を使って演奏していたそう。彼女の言葉からは、どこまでも勉強熱心で音楽を追求する姿勢が伝わります。
昨夜、サントリーホール小ホールで、メゾソプラノ本多厚美さんのリサイタルを堪能しました。20年来師事する巨匠ピアニスト、ダルトン・ボールドウィン氏との共演。毎年、幅広いレパートリーを披露しています。
今年のテーマは「夜」。ドビュッシー、フォーレ、シューベルトや中田喜直の世界も。さらに、アンドリュー・ロイド=ウェバー、ガーシュインなどのブロードウェイナンバー。アンコールで再度歌ったのは、ラフマニノフ!
マイクを持たない歌い手の身体の使い方、呼吸にも注目。ジャンルの違う様々な曲を一気に歌うのは、バレエのクラシックとコンテンポラリーを立て続けに踊る感じ? 70代後半のダルトンさんの演奏も力強いこと! 音を奏でる人は「アスリート」と、実感した夜でした。
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身内の集まりの自慢話は

2010年11月19日 07時48分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
気持ちいい青空、小春日和の予報、島岡美延です。昨日、木々の色づきに見とれ、落ちてきた桜の葉を持ち帰りました。某大使館の近く、こんな場所を毎日散歩できる人がうらやましい!
国会中継を呆れながら聞く日々、どうも本質的なことが決まっていくというより、おなじみの(?)、生産性のないやりとり。中でも哀しいほどなのが、柳田法務大臣の発言に関するもの。
大臣就任の祝賀会での「得意顔」での発言が、問題視され、野党は問責決議案を参院に提出する方針です。
「法務大臣はいいですよね、二つ覚えておけばいいんですから」という例の発言、TVで繰り返し流れています。自分を祝福する人々の前で、「大臣のコツ?」を披露しているのでしょうか。政治家の失言は、このような集まりで出ることが多いですが、言い換えれば「国民に向けてのメッセージ」と「支持してくれる親しい人へのメッセージ」の使い分け。「問題視」されるとは、思っていもいなかったよう。
「身近な人の前での本音」は誰でもありますが、政治家の場合、もっと緊張感が必要です。
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母の強さ、母の秘密

2010年11月18日 07時50分53秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
雨上がりの気持ちいい空気、島岡美延です。11月第3木曜日、ボジョレー・ヌーヴォー解禁、またペットボトルを買ってしまいそう。
「母」をテーマにした映画を2本(20日公開)、ご紹介します。
「レオニー」は、「ユキエ」「折り梅」の松井久子監督作品。題名は、イサム・ノグチの母の名です。
1901年のNY。詩人の野口米次郎(中村獅童)の編集者となるレオニー(エミリー・モーティマー)。詩は絶賛され、二人は恋愛関係に。しかし彼女の妊娠を知り、帰国してしまう米次郎。一人で息子を育てるレオニーだったが、日露戦争により日本人差別が激化。米次郎からの誘いを受け、日本にやって来る。ただ、彼には正妻がいて、息子との二人暮らしは、好奇の目にさらされる。息子の才能を信じる母、アメリカへ旅立つイサム。戦争が彼らを翻弄する・・・。
もう一つは仏映画。母(カトリーヌ・ドヌーブ)に骨髄移植が必要になり、家族が集まる「クリスマス・ストーリー」。絶縁状態だった一族の決断とは!? この人間模様、フランスらしくもあり、普遍的でもあり。
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魔法使いと吸血鬼の哀しさ

2010年11月17日 07時58分20秒 | オススメ
裁判員裁判で初の死刑判決が出されました、島岡美延です。来年の裁判員候補通知は届いておらず、正直、ほっとしています。「偶然、選ばれて」、他人の人生に向き合う日々。今後も難しい判断が続きそうです。
昨日は、「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1(19日公開)」の試写のあと、銀座博品館劇場でスタジオライフ「ドラキュラ(28日まで)」に感動。魔法使いと吸血鬼、その「選ばれし者」は、追われる者でもあり、とても近い世界観でした。
ハリー・ポッターはついに最終作。ちなみに「死の秘宝PART2」は、来年夏公開です。
スタジオライフ「ドラキュラ」は、劇団の代表作。ダブルキャストで、初めてドラキュラ伯爵を演じた高根研一、長身のマント姿が美しい! ヒロイン・ミナの及川健、婚約者の魂を鎮めるアーサーの山崎康一、二人はラジオにも出演。伯爵に魅入られるミナの恋人・ジョナサンの山本芳樹、楽屋で久々の再会でした。
年をとらないドラキュラは、常に「残される者」。その運命の哀しさ! こんなドラキュラになら血を吸われてもいい!?
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合気道とバレエの共通点?

2010年11月16日 08時10分39秒 | 姿勢&見た目
冷え込みましたね、島岡美延です。いよいよ一桁の最低気温の季節かしら。
先日、合気道春水道場の「演武」を観ました。護身術に徹して自ら攻撃する技がない、という合気道。特に袴姿の有段者の空中を舞うような動き、畳に投げられたあとの素早い体勢の立て直しなどにうっとり!
「力を抜く」ことが極意、女性が男性を投げるなど「力まかせ」では出来ません。70代の道場長による「武器を瞬時に奪って、相手を畳の上に投げる」など、力強く美しい技を堪能しました。
週何回も稽古に通うOLさんなど、女性や子どもも大勢います。体験タイムに、私も「小手返し」に挑戦。もちろん、私は「投げる側」。「技を受ける人」が見事に畳の上に倒れてくれました。「気の流れ」を意識して、体重をコントロール(!?)する実験など、私のコミュニケーション講義で実践していることも。
「美しい姿勢で立つ、歩く、座る」の講演では、バレエの話もした私。その後、多くの方と「身体の軸が大切なのは一緒」などと盛り上がりました。ダンス経験者は、けっこう上達が早いそう!
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「いい歩幅、速度」で歩こう

2010年11月15日 07時07分44秒 | 姿勢&見た目
少し冷えた青空ですが、久しぶりに雨の予報、島岡美延です。
今月の姿勢テーマ「いい姿勢」の注意点、気をつけていますか? 力を入れず、持続できる姿勢が大切です。胸を張りすぎたり、腰を反りすぎていませんか。くれぐれもレントゲン撮影のように「呼吸を止めた」姿勢になりませんよう!
「いい歩き方」も日常で実践したいもの。運動不足解消が目的なら、姿勢と歩幅、速度を意識しましょう。通勤通学では、あまり腕を大きく振って歩けませんね。それでも適切な「歩幅と速度」で歩けば、運動効果は十分、得られます。
まず、必要以上に「大きい歩幅」ではなく、「軸足(後ろの足)に体重を乗せたまま、膝を伸ばして前に出した足のかかとが着く歩幅」の感覚を身に着けましょう。頭の高さを変えずに歩く、という意識でもいいですね。かかとから着地する時、つま先は上を向き、体重移動したら親指の付け根付近で地面をける、の繰り返しです。歩幅より「足の裏を引きずらない」意識を! 
その歩幅、地面を蹴る感覚をつかんだら、リズムよく足を運びましょう。
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コッペリアとバレエイベント

2010年11月14日 07時28分19秒 | バレエ
今月はバレエ鑑賞に忙しい、島岡美延です。
新宿文化センターで、東京小牧バレエ団「コッペリア」を観てきました。来年、生誕100年の小牧正英氏により1947年に初演され、今やおなじみの名作。
スワニルダの長崎真湖、フランツの呂萌のテクニックに拍手喝采。私の先生の息子さん、知っているダンサーの方も出ていて、教室の仲間たちと鑑賞後のお茶も楽しいひと時。なにせ来年の発表会が「コッペリア」なので、大いに刺激を受けました。
この季節、フィギュアスケートも楽しみですが、やはりバレエ要素が気になります。女優もバレエ経験者は多いもの。18日(木)に、大井町駅前・きゅりあんホールで行なわれる「ダンスダンス.jp」1周年イベントは、子役オーディション開催と並行して、オーディション対策、写真の撮られ方講座、バレエトークショー、さらにバレエの舞台と盛りだくさんで、入場無料!
詳細、申し込みはサイトへ。自らバレエレッスンに励み、バレエをもっと身近に感じて欲しいという主宰者の「がんばる女社長」ブログからも勇気をもらえます。
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命の重さに向き合う裁判員

2010年11月13日 07時33分28秒 | 日記、その他
今日も黄砂が飛ぶ予報、島岡美延です。なんだか鼻がムズムズしたと思ったら! 紅葉の便りが日本中から届く季節に、やはりヘンな気候です。
来年の裁判員候補者への通知が昨日、全国一斉に発送されました。3回目となる今回から、裁判員経験者のインタビューを収録したDVDが同封されているそう。
裁判員裁判で初の死刑求刑となった「耳かき店員殺害事件」について、昨日、検察が「死刑を選択しなかった裁判員の判断を尊重すべき」と控訴断念を発表し、無期懲役が確定しました。死刑求刑2例目の裁判員裁判で判決が出るのは、来週。かなり残虐な証拠写真も見せられたという裁判員たちは、どんな結論を導き出すでしょう。
さらに判断が難しい裁判が増えていく中、「再審」にも注目が集まっています。布川事件、無期懲役刑確定後に仮釈放された桜井昌司さんと杉山卓男さんに、検察は昨日、再び無期懲役を求刑しました。「再審無罪」が言い渡される見通しの裁判で、検察の面子、意地、でしょうか。40年という戻せない時間の重さがより大きく感じられます。
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誰もが「発信源」の時代に

2010年11月12日 07時12分54秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
マスクの人が増える一方、今日は十月並の暖かさの予報、島岡美延です。
「そんなことをしそうにない」海上保安官が「意図的に」行なった、ビデオ流出事件。誰でも情報発信を簡単に行なえる危うさをあらためて感じます。いつでも、どこからでも、送信ボタン一つで、世の中に発信する・・・、このブログ、投稿サイト、ツイッターも。ハードルの低さと伝達の速さ、複製のしやすさ。
すでに「ネットに流す」ことが、悪意をもって行なわれている現実もあるでしょう。海上の逮捕権、武力行使可能な公務員の立場で行なわれた今回のケース、似たような事例が今後も起こることは十分ありえます。
動機はよくわかりません。でも、なんらかの「個人的不満」があったと思うのです。気に入らないことがある、世間をあっといわせたい、あとはどうとでもなれ・・・、ネットカフェから匿名投稿したことが、英雄視されている状況にどうしても違和感を覚えます。
頭越しに発信された情報をさらに使いやすい長さに編集して流すのが、マスコミの役割になっていくのでしょうか。
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ハンセン病とジャズと神戸

2010年11月11日 07時22分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
「告白」を受けた船長の驚きやいかに、島岡美延です。神戸海上保安部の男性が「自分がビデオ映像を流した」と報告。流出の一件以来、英雄視する声が多かったことも告白を後押ししたでしょうか。
急に注目を浴びた神戸、その街を舞台に素敵な映画ができました。「ふたたび SWING ME AGAIN (13日公開)」は、50年の時間を取り戻そうとする男とその家族、仲間の物語です。
78歳の貴島健三郎(財津一郎)は、ハンセン病療養所を出て、息子夫婦(陣内孝則・古手川祐子)に引き取られる。死んだと聞いていた祖父の出現に驚く大翔(鈴木亮平)。大学生の彼は、家にあった1枚のジャズのLPに夢中。その幻のバンドのトランペットは、なんと健三郎だった! 病気になり、黙って姿を消したあの日、仲間の許しを請うため、祖父と孫の旅が始まる。
先日、ラジオ出演された塩屋俊監督によると、ベースの犬塚弘さん(元クレイジーキャッツ)とライブハウスオーナー役の渡辺貞夫さんの撮影前の演奏もすごかったとか。ラストステージの幕が、ついに上がります!
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