美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

中学生に伝えたいこと

2008年08月21日 16時27分44秒 | 姿勢&見た目
昨日は、シンクロデュエットの銅メダルに心を大きく動かされました、島岡美延です。強さ・速さ・美しさの陰に、想像を絶する激しい練習があって、いやでも何千カロリーも食べなくてはならない選手たち。身体管理は本当に大変でしょうね。

今日は、4時間の生放送のあと、川崎市立の様々な中学校から集まった生徒たちに「アナウンス講習」をしてきました。ここ毎年、お引き受けしているのですが、中学生に対しても、私が伝えたいことは、「美しい姿勢が、声を出すとき、話すときの基本」になるということ。
いわゆる「発声練習」をする前に、正しい姿勢で立つことを覚えてもらいます。ハイヒールなど無縁な年齢で、美しく立つ・歩くということが自分の身体にとって、とても重要だということを知ってほしいのです。椅子から落ちそうな座り方、ぐにゃぐにゃした姿勢では、「きちんと相手に届く話し方」は、できないのですから!
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「敵の娘」との永遠の恋

2008年08月20日 10時15分31秒 | オススメ
オリンピック選手の帰国も複雑なドラマ模様ですね、島岡美延です。有名人になった自分を知る人、期待に応えられずうつむく人・・・。早くも練習に向かう人など、やはり4年間の厳しさあっての栄光なのだと、つくづく思います。

歌舞伎座に行ってきました。今月(27日まで)は、気軽に足を運べる3部構成。第三部では、おなじみとなった、中村勘三郎と野田秀樹とのコラボレーションです。オペラ「アイーダ」を戦国時代の美濃を舞台にした歌舞伎に仕立てました。濃姫(勘三郎)が想いを寄せる駄目助座衛門(橋之助)。姫の想いを知らぬ彼は、武功を立てて、姫の下女の愛陀(七之助)をもらいたい、と考えます。愛陀と駄目助座衛門は想い合っていても、実は、愛陀は、敵・織田信秀(三津五郎)の娘。
堀尾幸男美術、ひびのこづえ衣装、音楽はオペラのメロディもあり、と普段の歌舞伎座とはだいぶ違います。第三部は「紅葉狩」という古典舞踊もあってオトク。
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あきらめない人たちの日

2008年08月19日 08時24分47秒 | 日記、その他
今朝のスポーツニュースを見ながら、昨日8月18日は、「あきらめない日」と勝手に名づけたくなりました、島岡美延です。
1.なでしこジャパンが一度も勝ったことのないアメリカに最後まで食い下がった、オリンピック女子サッカー準決勝。
2.110㍍ハードルの中国・劉翔選手が痛みを押してスタートにつく姿。
3.3回目で、世界新の5m5cmを美しくクリアした棒高飛びイシンバエワ選手。
4.17-0と大差がつきながら、最後まで闘い続けた高校野球決勝。
5.誕生日に今季引退を表明、526本目のホームランに挑む清原選手、41歳。

「あきらめず」に、その舞台に立つことが、まず大きな仕事。さらに、成果を上げたとき、すべてが報われる瞬間が訪れるスポーツの世界。私たちの日常にも、きっとある「あきらめないで貫くとき」。夏バテしている場合じゃない、ですね!
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アラフォー世代の輝き

2008年08月18日 08時40分44秒 | ステキなお手本
女子マラソンは残念でしたが、女子レスリングは、4人全員がアテネに続いてメダリスト、本当に良かったですね、島岡美延です。オリンピックもあと一週間!

日本勢の活躍も嬉しい毎日ですが、昨日は、アラフォー(around40)世代の女性メダリストに感動しました。女子マラソンで、20㌔ほど独走して優勝したのはルーマニアの38歳、トメスク選手。この種目、史上最年長の快挙は、13歳の息子を持つ母が成し遂げました。経験とトレーニングの賜物!
競泳女子50㍍自由形の銀メダルの表彰式直後に泳いだ400㍍メドレーリレーで、またも銀メダルを獲得したアメリカのトーレス選手は、41歳。2年前に出産し、4度のオリンピック経験を持つ彼女は、エクササイズとしてプールに戻ってきたとか。日本は、ママ選手も増えてきましたが、30代前半で「集大成」と見られがち。ロンドンでは、日本のアラフォー世代が、さらに輝くことを期待します!
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集大成、ではない2連覇

2008年08月17日 08時27分50秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
100㍍を9秒69で流すように駆け抜けたボルト選手に、「ありえない!」と思ってしまった、島岡美延です。そして、レスリング女子55㌔級の吉田沙保里選手の2連覇に、泣きました。
驚いたのは「すぐ10月に世界選手権があって、4年後のロンドンもあっという間だと思うので、3連覇目指します」と試合直後に語ったこと。連覇を目指す多くの選手が「北京を集大成」と宣言していたり、心に誓いを秘めて試合に臨んでいたのに対し、彼女にとっては、この金メダルも「通過点」とは! 連勝記録を止められた悔しさをバネにして、アテネとは違う金メダルの重みに涙を流す姿は、本当に大きく見えました。
選手達は、言葉を口に出すことで、自分を追い込み、周りを巻き込み、応援を力として最大限の成果をあげた時、本当に輝きます。「言葉の力」は考え方に直結し、「心」は身体の動きを左右します。私たちも、何か「宣言」してみましょう!

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平和を祈る花火大会

2008年08月16日 09時31分27秒 | 日記、その他
オリンピック中継も気になりながら、大田区花火大会へ行ってきました、島岡美延です。大きく華開き、少し遅れて、どーんとお腹に響く音。久しぶりに花火の美しさを堪能しました。平和都市宣言記念事業として、毎年8月15日に開催されています。この日が「何の日か知らない」と答える世代が増えていると聞くと、やはり危機感を覚えます。
先日、80歳の現役カメラマン・佐伯義勝さんにインタビューした際、「戦争が終わったその日に、カメラを買いに古道具屋へ走った、これで好きなことが出来ると思った」というお話が印象的でした。好きなことに打ち込める喜び、それは国が平和であってこそ・・・、北京オリンピックを見ながらそんなことも感じます。

お盆の時期の花火大会は、真夏はもう終わり、と告げているようでもありますね。今夜16日(土)は、多摩川で、川崎市と世田谷区の同時開催の花火大会です。
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勝者のポーズ、敗者の姿勢

2008年08月15日 08時43分03秒 | 姿勢&見た目
失敗から立て直した結果の銀メダル、体操男子個人総合・内村航平選手の誇らしげな表情に感動した、島岡美延です。
先日の新聞に「勝利のポーズは生まれつき」という記事が載りました。両手を上げるガッツポーズのボディランゲージは、国の違いなど文化的背景によらず、また、生まれつき視覚障害を持つ選手にも見られた、とのこと。アテネオリンピックとパラリンピックの柔道の写真数千枚を分析した結果だそうです。
昨日の柔道男子100㌔級鈴木桂治選手の一本負けは、ショックでしたね。そして、座り込み、そのまま頭を畳にこすりつけるように身体を小さく丸めた姿勢・・・。ガッツポーズが身体を大きく見せるしぐさなのとは、まるで正反対の行動です。
普段のあなたの姿勢は、どうでしょう。うつむいたり、背中を丸めて肩を落としたりしていませんか。顔を上げ、胸を張ってみると、内から力が湧いてきます!

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姿勢を保つ「体幹」の違い

2008年08月14日 16時16分43秒 | 姿勢&見た目
北島康介選手連続2冠を伝える新聞の号外を手にして、感激しました、島岡美延です。特徴的な「ゆったり」とも見える泳ぎ方は、今後の平泳ぎの主流になるかもしれません。といってもマネをするのは、相当の覚悟が必要!

身体をしっかり伸ばす姿勢を他の選手より長く保つ泳ぎは、「体幹」「コア」といわれる部分のトレーニングが、よほどしっかりしていないと出来ないもの。北島選手は、身体中の細かい筋肉まで、丁寧にトレーニングしていたようですが、特に「姿勢を保つ筋力」がよく鍛えられています。それは、腕や脚ではなく、体幹で進む泳ぎ、とでもいえばいいでしょうか。
柔道、体操、ソフトボールなどの解説でも「ぶれない身体」という表現をよく耳にします。私たちにとっての「美しい姿勢」は、まさに「ぶれない歩き方」を可能にするもの。身体のコアを鍛えることは、日常生活にも必要なのです!
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個人の4年、団体の4年

2008年08月13日 08時27分45秒 | 日記、その他
昨日は、女子の活躍にスカッとしましたね、島岡美延です。柔道女子63㌔級の谷本歩実選手が、2大会の全9試合を1本勝ちという史上初の快挙で連覇! 8ヶ月前には腰痛で起き上がれない日々だったという彼女が「けがをしたからこそ、ここまでこれた」と語っていた笑顔が印象的でした。

一方、やはり連覇が期待されたマラソン野口みずき選手の肉離れによる欠場が報じられました。すべては、2008年8月17日のためにがんばってきた4年間だったはずなのに、スタートラインに立てないという残酷さ。
体操男子団体は、アテネ組と20歳前後の若手が、それぞれに力を発揮した銀メダル。4年ごとに同じメンバーということはありえない団体スポーツでメダルを取り続けるのは、個人種目とも違う困難があったことでしょう。
「どん底」が強くしたと語るメダリストたち。私たちにも参考になりそうです!
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58秒91の起承転結

2008年08月12日 09時09分18秒 | 姿勢&見た目
生中継で緊張しながら目撃し、VTRのたびに拍手を送りました、島岡美延です。100㍍平泳ぎ決勝、北島康介選手に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最高のスタート反応、他の選手とは違うリズムのストローク、3位でターンし、浮き上がって頭ひとつ出たかな、というところから徐々に力強さを増し、世界記録ラインを置き去りにしてゴール! 記録を確認しての雄叫び・・・

タオルで顔を覆い、言葉につまった姿を見たとき、「金メダルしか頭にない」と言い続けた彼に、どれだけの重圧があったかと、あらためて思い知らされました。表彰台では、両側の二人より10センチ以上小さい王者です。
「体格」ではなく「身体能力」、ここぞというときの「集中力」、すべてを味方につける「人間力、表現力」。そして応援する人たちの「夢を引き受ける能力」、とでもいったらいいでしょうか。200㍍平泳ぎ決勝でも、また叫んでください!
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