誰が、よりどの派閥、島岡美延です。
新首相はどう名付けるのか、「人の話を聞く内閣?」ではすでになさそう。
どの国もどの時代も、国民は政権に振り回されてきました。
映画『夢のアンデス(9日公開)』をご紹介します。
南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督は、1973年9月11日のチリの軍事クーデターで捕えられ、その後、亡命。祖国に帰ることなく40年に渡って、弾圧の歴史を描いてきました。
『光のノスタルジア』(10)、『真珠のボタン』(15)に続く最終章となる今作。国境沿いの不変の存在、アンデス山脈の圧倒的な映像とともに描きます。
社会主義政権がクーデターで倒され、軍事政権のあと、「新自由主義の実験の場」と化したチリ。国民の間に激しい格差が生まれ、主要産業だった銅の採掘は、今や多国籍企業のもの。
祖国チリに向けて、だけでなく全世界に問う、「今、どう生きるか」。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます