天才が残した「ノート」

少しひんやりした朝、島岡美延です。
梅雨入り後も日傘の出番が多いような。
そんな中、東京都美術館『レオナルド・ダ・ヴィンチ展　天才の肖像（30日まで）』に出かけました。
ポスターなどに使われている『音楽家の肖像』という油彩作品（日本初公開）。ダ・ヴィンチが「光と影」について深く研究し、人体の骨格を理解した上で描いていることがよくわかります
そして、天才が「考えていたこと」の直筆メモや素描を編纂した『アトランティコ手稿』に収められた22葉が、大きな話題。
人体図などを描いていたイメージのダ・ヴィンチが、「軍の要塞」や「兵器」を設計するという顔も持っていたとは！
橋の設計図、幾何学模様や複雑な立体、アイディアの文章、人間の顔や身体の小さなスケッチなど、ひたすら書き留めた？
何せ、530年ほど経つ素描は、細かく、線も薄くなっているので、観る人々の「渋滞」も絵画の比ではなく・・・！
上野公園では、3日まで「さつき展」も。見事な花たちを観賞できました。
今度は、動物園にも行こうかしら。