「仙骨」を意識してみる

6月のスタート、島岡美延です。
明日からは雨や曇りが続きそう。足元の泥ハネなど、歩き方にも気を使う季節。
さて、今月の姿勢テーマは「仙骨の位置を意識してみる」です。
「骨盤」というキーワードは、おなじみになってきました。
姿勢とともに、ダイエットの観点から注目した人もいるでしょう。
腰椎につながる仙椎は、生まれた時は5つの骨で、成人になるまでに一体化し、仙骨として骨盤と融合します。
軟部組織も残っていて、実は、呼吸に合わせて常にわずかな振動を繰り返している特別な骨。
骨盤の位置、普段、どうなっていますか？
イスに浅く腰掛けて、背もたれを使うと、骨盤は「後ろに傾いて」います。
腰が反っている人は、骨盤が「前に傾いて」いる状態。
いずれも「骨盤のゆがみ」につながります。
意識したいのは「仙骨をまっすぐ下に向ける」こと。
お尻をキュッと締めてトイレを我慢する感覚にすると、仙骨が締まります。
身体が安定し、お腹も引っ込んで、身長も高くなる感覚。
ほら、美しい姿勢です。お試し下さい。