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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

試合のポイント、試験の点数・・・

2018年08月03日 07時27分38秒 | 日記、その他
世の中の“不平等”があぶりだされている夏なのか、島岡美延です。
衝撃的だったのは、東京医科大学が「女子の点数を一律、減らしていた」という報道。
私たちは、スポーツというものは、誰が見ても明確なルールがあり、それによって勝者、敗者が決まる、と思っています。
そして、大学入試。
テストの点数という、ごまかしようのないもので自分の実力をはかってほしい、と挑むのが入試。
そこで、受験生が知らないうちに、“女子だから”というだけの理由で、減点されていました。
逆にいえば、実力がなかったかもしれない男子を入学させていた…(実際、現役男子に加点もあったとか)。
男女雇用機会均等法が出来たあとに就職活動をした私ですが、「私の名前が男子と間違えられたために、山のように就職資料が届いた」現実を思い出しました。
同じ法学部の女子学生のところに、私よりずっと薄い冊子が届いたことで、男女差を強く実感。
あの頃の男女差別は減っていなかった、いや、ずっと暗黙の了解として生き残ったままでした。


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2 コメント

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公然の秘密 ()
2018-08-06 09:43:29
 少し遅くなりましたが、西川女史がテレビで「私立医大の女子の減点はどこもやっていること」と言っていたそうな。これに沿って、知人の女医に聞いたところ、これは医師の世界では公然の秘密なんだとか。
 もちろん国立でない私立という枠組みでいえば、経営の判断という要素もないではないでしょうが、そのことが公開されておらず、一律にやられていたとなれば、やはり男女差別というレベルでしょうね。
 とはいえ、企業といい政治の世界といい、男女同権にはとてもほど遠いこの国のこと。「その発想が差別なんだよ」という理解すらされないままの差別の多さには、男性でありながらあきれています。
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桂さまへ (島岡美延)
2018-08-07 08:35:21
桂さま、いつもありがとうございます。
日本は、“公然の秘密”“忖度”なしには動かないんですね、医療現場も政治も。
それにしても、ゲタをはかされまくった学生は、ちゃんとしたお医者さんになっているのかしら・・・!?
総合職として社会人になった時、「女子は、男子と同じ、じゃ認められない」と言われまくっていたことを思い出します。
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