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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「聞く力」と「質問する力」

2021年12月22日 07時32分02秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

あまりに悲しいツーショット、島岡美延です。

71歳の誕生日に娘の遺骨を抱いて現れた神田正輝。位牌を抱いて、ありがとうございました、と頭を下げた松田聖子。辛くて涙が出ました。

そこに「今のお気持ちは」という記者。いつも思うのはマスコミの言葉の暴力のひどさ。「みんな関心を持っている」などと質問の正当性を主張するのでしょうが、記者に想像力や共感する力は必要ないの?

一方、臨時国会閉会で行われた首相会見。ごくごく限られた記者しか入れない場所。外国人ジャーナリストから見たら、そのやりとりは記者会見と呼べるものですらないのかも。

「聞く力」はどうやら「答える(応える)力」と切り離されているようで、「かわす力」ばかり発揮された印象。そして「質問する力」を放棄してしまった記者たち、ゆっくり丁寧に話す相手に、突っ込めない?

芸能、スポーツ、政治…、記者会見という“儀式”。変わる必要があるのでは。


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2 コメント

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Unknown ()
2021-12-22 18:57:34
 日本という国の異常さが集約されているのが、政治家の記者会見ではないでしょうか。
質問は各社1問だけ、追加質問禁止。その質問も予め決められたもので、イレギュラーなものは受け付けないなどなど。欧米から見ると、それは記者会見とは言わないと聞いたことがあります。
 その一方で、芸能人や一般人への心ない質問のオンパレード。また、そうしたやり取りを求めている国民?
 どんどん劣化が進んでいるような。
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桂さまへ (島岡美延)
2021-12-23 08:55:01
いつもありがとうございます。
東京新聞の望月衣塑子記者を追った映画『i-新聞記者ドキュメント』では官房長官(のちに首相)の会見の様子も。外国人ジャーナリストも驚き、嘆いています。
国会の代表質問並みに儀式のような記者会見。これを本気で変えられる政治家は出てくるでしょうか。
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