言葉で伝えた音楽家たち

昨日は「最後の列車」に多くの人が別れを惜しんだようですね、島岡美延です。そして今日からJRダイヤ改正、「新たな出発」を心待ちにしている人も多いはず。
私も昨日は、別れの寂しさと旅立ちの祝福を感じてきました。講師を務める音楽専門学校の卒業式だったのです。出席した講師全員が卒業生に言葉を贈るのですが、この慣習、私の毎年の密かな楽しみ！
仕事で教え子に出会った喜びを語る人、レッスンでの教えを「格言」にして改めて伝える人、意外性のある挑戦を語る人（渋いベーシストのHipHopダンスとか！）、普段は「音楽」を最大のコミュニケーション手段としているミュージシャンたちの「言葉」、一つ一つ、私も噛みしめていました。
私は祝福の言葉とあわせて「ミニ講義」、インタビューでよく聞く「夢や感動を『与えたい』」という表現はどうか、と問いかけました。そして「簡単に投げ出さない」でほしい、と。せっかく見つけた夢、時間をかけていいから、しっかりつかみ取ってね！