お花見にはあいにく、冷たい雨の土曜日、島岡美延です。昨日との気温差は15度くらい、冷たい雨は桜を長持ちさせてくれるかしら。
人生も晴れたり曇ったり、長く生きていれば色々あります。映画『アンジーのBARで逢いましょう(4月4日公開)』をご紹介します。『九十歳。何がめでたい』で作家・佐藤愛子を演じきった草笛光子、彼女の魅力はこのオリジナル脚本でさらに。
自ら「お尋ね者」と名乗る白髪の女性・アンジーがある町にやってきた。いわくつきとなっていた物件を借りて、バーを開く。それぞれ問題を抱えて生きている町の人々は、アンジーに魔法をかけられたように自分らしさを取り戻していく――。
草笛さんは「史上最高齢」とわざわざつけなくても〈ヒロイン〉という響きがよく似合うし、自由な謎めいた女で、魅力全開。監督は大林宣彦監督などの助監督を長年務めた松本動、脚本は天願大介。寺尾聡、ディーン・フジオカ、石田ひかりら、共演した俳優も皆、楽しそう。
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