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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

撤回しても“上から目線”は…

2017年04月18日 06時57分55秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
春の嵐は、朝の通勤時間帯を直撃、島岡美延です。
今に始まったことではありませんが、最近、ひどすぎる…。
大臣たちの耳を疑うような発言があとをたちません。
記者会見でキレたことを反省しつつ、福島から避難する人々は、あくまで個人の考え方による問題だという“復興の先頭に立つべき大臣”。
発言は適切ではなかったと、撤回してみせたのは、“地方を活性化するはずの大臣”。
問題の発言は、文化財観光の振興をめぐって「一番がんなのは学芸員。この連中を一掃しないと」というもの。
学芸員という専門職に対する理解がまるでない人物が、文化財観光を語ること自体に驚きますが、それ以外にもこの短い発言の中に、本音だと感じる意識が。
まず、“良くない”と思うことを「○○が、がん」とする表現。
いまだに、こんな表現をする人がいるんですね。
そして「この連中を」というくくり方。
国会に民間人を呼び出した証人喚問にも感じた、国会議員の“上から目線”。
「ぜひ、働かせて下さい」という選挙の言葉が虚しいです。

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2 コメント

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その一言に本音が ()
2017-04-18 15:19:10
島岡さんおっしゃるとおりですね。
 こうした何故?という失言にこそ、本音が出ているのだと感じます。
 いずれの失言も、後になって撤回や謝罪になっていますし、復興大臣の件などは、いわゆるネトウヨ?と思われる人たちからは、執拗な記者が問題だと攻撃していますが、やはりどうあってもそこに本人の本音があるように思います。
 何度こういうことがあれば、我々は懲りるのか?と思いつつ、毎回こうした人を選んでしまう…この国の不思議だとも思います。
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桂さまへ (島岡美延)
2017-04-19 09:28:01
桂さま、いつもありがとうございます。
こういう発言をするどうしようもない人は、自分の周辺より永田町に多い…。
“発言を撤回すればなんとかなる”のは、大臣の首くらいで、自分の発言で取り返しがつかないことになる、と考える一般市民のコミュニケーション感覚こそ、普通ですよね。
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