性別「ゼロ」という感覚とは

三浦春馬さん自死のニュースに衝撃、島岡美延です。
昨日は、京都アニメーションで起きた放火殺人事件から1年、理不尽に奪われた36人の命の重さについて考えた日。
一方で、ドラマ撮影もしていた30歳の俳優が命を絶ったのです。なぜ、その結論だったのか…。
この世に生まれてきたことは、それだけで奇跡。
ただ、自分の心と身体に、大きな違和感を抱えていたら…。
映画『ぼくが性別『ゼロ』に戻るとき　空と木の実の９年間（24日公開）』をご紹介します。
13歳で「心は男性、生物学的に女性」の性同一性障害と診断された小林空雅さん。
15歳の小林さんと出会ってから9年間、カメラで追った常井美幸監督は元NHKディレクター。
小林さんの番組をテレビで見た人もいるでしょう。
手術可能な20歳になって性別適合出術を受け、戸籍も男性に変更。
でも実は、“さらなる違和感”に遭遇することになる…。
小林さん自身が、Xジェンダーなど、様々な人たちに話を聞いて、この社会に向き合います。
上映にあわせ、多彩なトークショーも予定。