この映画、野球グラウンドは

久々に蒸し暑い朝の月曜日、島岡美延です。
大相撲が始まり、高校野球では独自の地方大会が行われています。
今年もこんなシーンがありそう。
映画『アルプススタンドのはしの方（24日公開）』をご紹介します。
全国高等学校演劇大会で最優秀賞の戯曲を見事に映画化。
グラウンドでボールを追う青春、スタンドにも青春、ドキドキします。
母校野球部の応援席。
乗り気ではなくスタンドに座るのは、今年は夢破れた演劇部員の安田と田宮。
そこに遅れてやってきた元野球部の藤野、帰宅部で成績優秀女子の宮下。
自分たちの現状を「しょうがない」と最初から諦めていた4人だったが、先の読めない試合展開とともに、いつしか熱くなって…。
“原作が舞台”なのが忠実に再現されていて、「野球場のスタンド」は出てくるけど、グラウンドはまったく映らない！
ブラスバンド応援の現実、やたら熱血な教師、スタンドから声をからす野球部員…。
野球は必ず攻守が変わり、ゲームセットまで何が起こるかわからないもの。
あなたは“どこにいる人”でしたか？