首都圏は今夜、積雪予報も、島岡美延です。明日の朝の凍結が心配・・・。
公園や植物園に行くには寒いと思った先週、面白いところはないかと検索して出かけたのが港区立郷土歴史館。「ゆかしの杜」という区の複合施設が見事。重厚なゴシック調の建物は昭和13年竣工の旧公衆衛生院、東大安田講堂などを設計した内田祥三(ヨシカズ)によるもの。
縄文時代の貝塚の資料なども良かったけど、建物自体の見物に時間を割いた感じ。屋内構造をそのまま生かした特別・常設展示室は2~4階、広い部屋が少ないのがかえって新鮮。無料エリアである中央ホール、階段状の旧講堂、旧院長室の凝った寄せ木の床や古い照明器具など見学。
耐震補強など大規模改修が終わって2018年に開館。コロナ禍前は、縄文土器やクジラの骨格標本など本物に触れられたそう(ここも無料エリア)。正直、入館者が少なくてラッキー、係の方が詳しい説明をしてくれました。
「初めて行く場所」との出会いって、やはり楽しい!