ひんやりした雨の朝、島岡美延です。
詩を書く、映画を撮る…、表現とは命がけ。
クルド系イラン人の詩人サデッグ・キャマンガールの壮絶な実体験をもとに、イラン人のバフマン・ゴバディ監督が映像美あふれる作品に仕上げました。
映画『サイの季節(11日公開)』をご紹介します。
イラン政府に許可を得ず撮影した『ペルシャ猫を誰も知らない(09')』以来、亡命し、今回はトルコで撮影。
イラン・イスラム革命時、ある男により不当に逮捕されたサヘル。
30年後に釈放され、最愛の妻ミナの行方を探し始める。
なんと政府の嘘によって、彼はすでに“死んだ”ことにされていた。
夫の死を信じ、悲嘆にくれるミナにまとわりつく男の影。
それこそが、屈折した想いを抱き、サヘルを監獄送りにして夫婦の間を引き裂いた人物だった…。
30年の苦悩を背負った詩人をイランの伝説的俳優ベヘルーズ・ヴォスギーが圧倒的存在感で演じます。
ミナにモニカ・ベルッチ、その美しさ、健在。
現実と幻想が交錯する映像世界に息をのみます。
詩を書く、映画を撮る…、表現とは命がけ。
クルド系イラン人の詩人サデッグ・キャマンガールの壮絶な実体験をもとに、イラン人のバフマン・ゴバディ監督が映像美あふれる作品に仕上げました。
映画『サイの季節(11日公開)』をご紹介します。
イラン政府に許可を得ず撮影した『ペルシャ猫を誰も知らない(09')』以来、亡命し、今回はトルコで撮影。
イラン・イスラム革命時、ある男により不当に逮捕されたサヘル。
30年後に釈放され、最愛の妻ミナの行方を探し始める。
なんと政府の嘘によって、彼はすでに“死んだ”ことにされていた。
夫の死を信じ、悲嘆にくれるミナにまとわりつく男の影。
それこそが、屈折した想いを抱き、サヘルを監獄送りにして夫婦の間を引き裂いた人物だった…。
30年の苦悩を背負った詩人をイランの伝説的俳優ベヘルーズ・ヴォスギーが圧倒的存在感で演じます。
ミナにモニカ・ベルッチ、その美しさ、健在。
現実と幻想が交錯する映像世界に息をのみます。