命がけで、宇宙へ

寒い冬の夜空、見上げていますか、島岡美延です。
無人探査機はやぶさ２は、想像を超えるような彼方へ旅立ちました。
今年は、1961年4月12日に初めて宇宙飛行を成功させた、ユーリー・ガガーリン（1934-1968）の生誕80周年。
映画『ガガーリン（20日公開）』をご紹介します。
東西冷戦のさなか、ソ連は人類初の宇宙飛行士にふさわしい人物を決めるため、3000人以上の空軍パイロットの中から精鋭20人を選ぶ。
人類が無重力状態に耐えられるのか、誰にもわからなかった時代。まさに命がけ！
厳しい訓練で肉体的、精神的に追い詰められていく候補生たち。宇宙へ行けるのはたった一人。
いつしか共通の夢を目指す同志として、固い絆で結ばれていく。
最終選考で、ガガーリンが選ばれた理由とは・・・？
宇宙船ボストーク1号は地球の周回軌道に入ると大気圏外を一周。
108分の宇宙の旅を終えて帰還したガガーリン。
貧しい農村で生まれ育ち、「人類の英雄」として永遠に刻まれた彼の壮絶な挑戦をご覧下さい。