ハリウッド名作に挑む

「東京でオリンピック」で盛り上がりそうな月曜日、島岡美延です。
日本選手の活躍、世界のアスリートの集結は考えただけでゾクゾクするし、レスリングの実施も決定！
日本映画が驚くべき挑戦を見せました。
映画『許されざる者（13日公開）』をご紹介します。
クリント・イーストウッド監督・主演のアカデミー賞4部門受賞の名作を1880年、明治維新期の北海道に移して描いたのは、李相日監督。
かつて“人斬り十兵衛”と恐れられた男（渡辺謙）は、愛する妻と出会い、違う生き方を見つけた。
妻亡き後、最北の地で幼い子ども達と極貧生活を送っていた時、昔の仲間（柄本明）が「賞金首」の話を持ってくる。
客に切り刻まれた女郎（忽那汐里）が、相手の男たちの首に賞金をかけ、敵を討ってほしいと懇願しているというのだ。
「二度と刀を抜かない」と誓った十兵衛だったが、子ども達のことを想い、旧友の誘いに応じる。
彼らの前に立ちはだかる、町の絶対的支配者（佐藤浩市）。
豪華俳優陣による壮絶ともいえるアンサンブルをぜひ。