梅の香りを桜に移し・・・

家内が散歩中に梅の花が咲いているのを見て「いい匂いだから嗅いでごらん」と言う。鼻を近づけたら頭を押されるのではないかと恐怖に感じながら、鼻を近づけると、ふむふむ、なるほど良い香りである。古来美女の形容に使われる名セリフ、「梅の香りを桜の花に移して、柳の枝に咲かせたような」を思いだしながら、先に歩きはじめた家内の後ろ姿を”いとおしく”眺めた。※写真の枝垂れ梅はイメージです。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )


暇(いとま)のあれば目も遊ぶ

お寺のはす前のお宅に庭にある槙の高木。散歩で横を通るたびに家内は「この刈り込みって変じゃない?」と言う。私は、未来の空中都市分譲マンションみたいで好きだ。鳥も上手に家族単位で、棲み分けができそうではないか。まわりを見れば、たくさん面白いものが転がっている。「凹五画卍六角凸五画 いとまのあれば目も手も遊ぶ」を思い出した。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )


鏡餅がかき餅に変身する時期か?

春近し一雨ごとの暖かさ--東京は今夕から雨、そして明日は18°の予報。あまり気にしなかったのだが、この時期はお正月の鏡餅が乾燥しきってかき餅を揚げる家がたくさんあるのかと思った。一昨日家内がかき餅をあげてくれた。私は10ピースしか食べていないのに、いつの間にか無くなった。そうしたら、今日のご詠歌で講員さんが「先生、かき餅を揚げたからお土産に持っていきな」とくれたのだ。家に持って帰れば外出が多い今週ゆえ、また食べないうちに消えてしまうだろうと、その場でたくさん食べた。わははは。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )


送り出し

気づけば今週はご詠歌が四回。三月の出だしからスパート状態だなと思った。で、久しぶりに午前中の密蔵院のご詠歌をおえて、午後は・・・と考えて、いっけねぇー!宗派の季刊誌『光明』のお盆号の原稿を書かないとマズイことに気づいた。午前中にやることをやり終えた気持ち良さからからだろう、三時間で書けた。ここから先は編集スタッフの校正の手にゆだねることになる。このノリで、夕飯までにもう一本、次の本の一項目を書こうと思う。自分の中にあるものを次から次へと送り出している気分である。もちろん、それで私の中のものが減ることはない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


再始動

一年の内、九か月は毎週月曜日に客殿は写真のセッティングになる。ご詠歌のためだ。年末から二月一杯まで休んでいたご詠歌のお稽古は、三月になった明日から再始動。法事がなかったのと、原稿書きに行き詰まったのを幸いに、今日準備をした。春の兆しがそこかしこに感じられる時期。季節にシンクロするかのように、いろいろなものが動き始める。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


   次ページ »