平家物語・義経伝説の史跡を巡る
清盛や義経、義仲が歩いた道を辿っています
 





鬼一法眼社から2、3分進むと、九十九(つづら)折参道入り口に
天狗みくじで知られる由岐(ゆき)神社の拝殿が見えてきます。

天慶3年(940)創建、鞍馬の産土神として御所から勧請されました。
毎年10月22日に行われる「鞍馬の火祭」は、この社の祭礼です。
拝殿は中央が通路となっていることから
「割(わり)拝殿」と呼ばれ、崖にのぞむ舞台造です。
豊臣秀頼により慶長12年(1607)に再建。(国重文・桃山時代)
拝殿をくぐると上方に本殿があります。
お賽銭箱の左手に天狗みくじ 
由岐神社を過ぎると、左手の石段の上に義経の大きな供養塔が見えます。
牛若丸は父・義朝の祈祷の師であった東光坊阿闍梨蓮忍(れんにん)に
7歳で預けられ、東光坊で十年近く暮らしたといわれています。
ここは鞍馬寺別当東光坊阿闍梨の坊跡とされ、
牛若丸は毎晩ここから奥の院まで剣術の修行に出かけたという。

義経公供養塔

「八百年余り前、牛若丸が遮那王と名乗り、
七歳の頃から十年間、
昼は学問、夜は武芸に励んだときに住まいした
東光坊の旧跡である。義経公をしのんで、
昭和十五年に供養塔が建てられた。」(駒札より)


義経供養塔を過ぎると、九十九(つづら)折れと
呼ばれる急な曲がりくねった
坂道が
続きます。
清少納言の「枕草子」に「近うて遠きもの」の中に
鞍馬の九十九(つづら)折れと書かれている道です。


やがて右手に転法輪堂が続いて光明心殿が
見えてきました。


転法輪堂、光明心殿です。
鞍馬駅からここまでゆっくり歩いて40分位です。
鞍馬寺1(牛若丸)  
 鞍馬寺3(牛若丸鞍馬寺4 (牛若丸)
 


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