風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

青梅マラソンへの道(4)

2014-01-19 23:58:15 | スポーツ・芸能好き
 今日、米軍・横田基地で開催された第33回フロストバイト・ロードレースのハーフの部に参加してきました。
 ハーフ、5キロ、2キロと三種類のレースがあり、ハーフの部は、滑走路を横目に、基地内をぐるりとほぼ一周し、折り返してスタート地点に戻る、フラットで走りやすいコースです。主催は横田基地と基地内のランニング・クラブ(Yokota Striders Running Club)で、場所は交通規制の必要なく(その代り、米軍基地内ですから、入場時にPhoto IDの呈示を求められ、金属探知機と目視による手荷物チェックも受けます)、高校の体育館を着替え用に、中学の体育館を荷物置場に、それぞれ利用出来るなど、施設面では恵まれていますが、途中のキロ表示板は目立たなかったり倒れていて気づかない場合もあり、給水所も人手不足で間に合わなくて混雑するところもあり、と、「全国ランニング大会100撰」に選ばれている割りには、運営はいまひとつでした。
 しかし何と言っても、雰囲気はアメリカン!です。基地内のスペースの取り方はもはや日本ではありません。無駄な(と言っては失礼ですが十分な)駐車スペースや、建物の間の十分過ぎる空間、そして、記念品のトレーナーもアメリカン・サイズ、通りの名前は勿論英語ですし、道路標識も日・英併記、荷物置場や給水所を運営する人の多くはアメリカ人ですし、ゴール後、ホットドッグやBBQの屋台を運営するのもアメリカ人、といった塩梅です。そのため、スタート地点では国歌斉唱(勿論、アメリカの国歌)でもあるのかと期待しましたが、そこは日本人向けの大会(一種の社会貢献、オープン・キャンパスみたいなものなのでしょう)に配慮して何もなく、さらにアナウンスすらなく、スタートエリアは予め申告した予想Finishタイムに応じてA~Fにブロック分けしておきながら場内整理がないので、てんでばらばら、いきなり号砲が鳴ってスタートを知るといういい加減さ・・・これもアメリカン!です(苦笑)。1万人前後が集まる比較的大規模な大会で、多くがハーフに参加(参加費5000円)していることを考えると、5千万円近くが集まって、ぼろ儲けやなあと、そちらの方に興味を覚えたほどでした。
 さて、私は2年目のサラリーマン・ジョガーとして、週一のジョギングでどこまで走れるかに挑戦しているわけですが、この日はグロスで2時間3分、スタート地点まで1~2分かかったとしても、ネットで目標の2時間を切ることが出来ませんでした(多分)。正月休みに、中三日で走ったところ、調子良く走ることが出来たので、つまり、一週間に一回のジョギングでは、走らない6日間に体力が落ちてしまって、戻すのがせいぜい、というのがやはり実態であることに気づいて、先々週、そして先週と、週半ばに帰宅後に10キロ走を入れるという「禁じ手」を使ったにも係らず、この結果にはちょっとショックでした。スタート後は暫く渋滞して前に出ることが出来ず、5キロに33分程かかってしまい、この最初の出遅れを、今の私の実力では挽回し切れませんでした。また、周回なので、追い風・向かい風、両方ありましたが、どちらかと言うと冷たくて強い向かい風の場面が多く、体力を消耗したような気がします。
 これで11月から三ヶ月続けてハーフのレースを走って来て、今シーズンは、ハーフは打ち止めです。来月の青梅(30キロ)に向けて、ようやく3時間が切れるかも・・・と、ちょっと手応えを掴めたのが、せめてもの慰めです。
 上の写真は、さすが米軍基地と思わせる給水シーン。

(追伸) 今日(2014-01-20)、公式サイトでネット記録が発表になり、スタート地点まで3分以上かかっていたため、なんとか2時間を切ることが出来ました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生存本能 | トップ | 韓国の教科書問題 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポーツ・芸能好き」カテゴリの最新記事