アサギマダラ、嬉しがって沢山撮ってしまったのですが、
いざ整理してみると例によってガックリ・・。
でも今年は多分これでお終いだと思うので、
４枚の写真をど～んとアップしてみます。
旭の森と名付けられていますが、
森というよりツワブキの群れ咲く林。
そのほの暗い木立のなかを、ふうわり、ふうわりと
５～６匹が飛んでは吸蜜していました。
あまりに静かなので、眼をこらさなければ見失ってしまいそう。
見ていると、１匹が蜘蛛の巣にかかってしまいました。
あわてて落ちていた小枝で、巣を払って救出。
蝶の恩返しってあるかな・・、と、ひそかによきモデルを期待したのですが、
すぐにどの子が区別がつかなくなって（笑）。
↑森のはずれで撮影した蝶。
PCに取り込んでみると、文字が見つかりました。
ネットでにわか勉強した結果、これは１１月１２日に
潮岬で捕獲された蝶であることが判明。
私が撮影したその日、渡りを記録するためマーキングされた蝶だったのです。
捕獲した方のお名前もわかりました（ムフフ）。
こうして放たれて飛んだ蝶が再捕獲されて初めて、移動距離と日数が
正確にわかるというわけですね。
２００９年の例では、
福島県を8/15 → 和歌山県串本町 11/12
（79日間に南西方向に約618km移動）
という記録があります。
未知の世界を覗いたようでワクワク。
