今の季節、私の周辺では自生している薮椿の赤がどこでも眼にとまります。
が、ちょっと足を延ばして私の好きな秘密の(?)場所へ♪
太郎冠者(たろうかじゃ)が、やさしいピンクの花をたくさんつけて迎えてくれました。
見上げてもなお高く、枝が空を覆いつくしていました。
これは、白薮椿(しろやぶつばき)。
開ききらない、このかたちが私好みです。
淡い色ながら、華やかさのある春曙紅(しゅんしょっこう)。
よく見ると花の傷みがわかりますが、ほの暗い林の中で凛と映えている様子は眼を惹きつけます。
実はこの道を歩くのは、28年ぶりでした。
なぜ突然思い出したのか、われながら不思議です。
さまざまな種類の椿が健在なのは、この上なく嬉しかった・・。