【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

室生向渕、「みんなの森」

2016-04-09 | 花だより
「奈良県宇陀市室生向渕(むこうじ)で、カタクリの花が見頃を迎えている。(3月31日)」
との新聞記事を見て、出かけて来ました。

奈良県宇陀市室生向渕は、奈良県宇陀市の東に位置し水晶山の麓に広がる地域。
地名は、地域の北にある飯降ヶ渕と南にある竜王ヶ渕の二つの渕が向い合っていることから名づけられたと言われています。

カタクリは、春の妖精とも呼ばれ、陽光を浴びると薄紫の花が反り返るように咲きます。

住民有志で活動する「向渕さとやま遊友クラブ」が、地元公民館(やまびこホール)の裏山の竹やぶや、木を伐採。
その一帯を「みんなの森」と名付け、水仙、カタクリの球根等の花、落葉樹を植え、遊歩道を造り整備されています。



県のホームページによると
平成22年(第3回目)には「向渕さとやま遊友クラブ」が中心になり、「やまびこホール」周辺の裏山で、「花の里作り大作戦 in 向渕」と称する山や森林に親しむ夏の交流イベントを開催。
親子連れと地元からの参加者で、里山整備された跡地で、地域の人たちの指導のもと、水仙や彼岸花、カタクリの球根植栽に挑戦しました。
植栽するときに使うスコップは、間伐した竹で作られたもので、環境教育の一環ともなったようです。
また、伐採された竹や木を使っての工作体験、カブトムシ探し、洞穴探検、スイカ割りなどの多彩なイベントが行われたそうです。

公民館の駐車場に車を停め散策です。


上に見えるのが公民館です。

公民館

公民館の後ろに見えるのが「みんなの森」。

階段の横にある急な坂道を上がっていきます。


見えているのは「向渕観音堂」。
大きな桜やイチョウの木が見えています。


振り返ってみると・・・。

水仙


キランソウ


向渕観音堂








蕾かたしです。

公民館裏手「みんなの森」へ。











地元の方が、「一部は自然生えもありますが、それだけでは難しく、育てた苗も植えました。」とおっしゃってました。
夏のイベントのことでしょうか・・・。

「近くには、スズランの群生地もあるので、その頃にまた来てください」と。

「みんなの森」の花達です。

シデコブシ




土筆


姫踊子草


オオイヌノフグリ&ホトケノザ


ウマノアシガタ(キンポウゲ)


タンポポ


草苺


水車小屋

近くの川から水がひいてありました。


他にも、サルスベリ、イロハモミジ、クロモジ、ニシキギ、ヤブムラサキ等の木が植えられており、住民の方々の熱意が感じられました。


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