生身神社は京都府南丹市園部町にある、生祠として祭祀した最古の天満宮です。
園部は、菅原氏代々の知行所であったため菅原道真公の邸殿があり、度々ここに来られていました。武部左衛門尉治定(後に武部源蔵と改める)は、当時の園部の代官で、菅原道真公をお迎えする立場として交流がありました。
延喜元年(901年)2月、菅原道真公は、藤原時平らの策略により、太宰府へ左遷を命ぜられます。これを聞いた武部源蔵は、密かに八男慶能君養育の内命を受け、かくまい育てながら、ひたすらに菅原道真公の無事の御帰洛を待ち侘びることになります。
同延喜元年(901年)の春、武部源蔵自ら菅原道真公の御木像を刻み、ひそかに祠を建てて生祠(いきほこら)とし、御木像を奉齋し菅原道真公と仰ぎ、ご安泰を祈り、深く崇敬の誠を尽くしました。
が、延喜3年(903年)2月、菅原道真公は太宰府で亡くなり、この生祠を霊廟と改め神忌を務めました。
菅原道真公が生きておられる時に生祠として祭祀したことから、生身(いきみ)天満宮と言われ、日本最古の天満宮といわれています。
駐車場から、大常夜燈と、鳥居を見ました。
大鳥居
参道に
境内図
絵馬堂の手前にある狛犬
ご祭神は狭依姫命です。市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)とも。「弁天さん」の愛称で親しまれ、水神、勝運の神、開運招福、芸能の神として、また女性の守護神として、御神徳多大な神様です。
女性の守護神であり、芸能の神様であることから、当時、宿場で働いていた女性達のお詣りも絶えなかったと伝わっています。
狭依姫命は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞嗚尊(すさのをのみこと)にお生まれになった女神で、素盞嗚尊の十拳剣(とつかのつるぎ)から生まれたともいわれ、美人の誉れ高い神様です。
女の子がお詣りすると美人になるパワースポットとして有名だそうです。
さらに階段を上がっていきます。
ご祭神 天照大御神・豊受大御神
境内摂社、伊勢の神宮をお祀りしています。
大神宮をお参りすると、同時に遠く伊勢の神宮もお詣り出来るように西向きに座しています。
宝永6年(1709年)建立とみられ、平成17年(2005年)に京都府登録文化財として登録されました。静岡の秋葉神社と京都の愛宕神社の2社を祀り、秋葉愛宕神社と称しています。
秋葉神社は、火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)をご祭神とする全国の秋葉神社の総本宮です。
愛宕神社は全国の愛宕神社の総本社で、火産霊命(ほむすびのみこと)をお祀りします。
共に火伏・防火のご神徳高いお社です。
鳥居をくぐり境内へ入ります。
お参りは「本殿の周りを時計回りに三回」とのことで・・・。
生身天満宮本殿・回廊
棟札より承応2年(1653年)の遷座時に建立されたとみられます。
京都府指定文化財に指定。
本殿に繋がる回廊の建立は、幕末から明治期とみられています。
生身天満宮拝殿
生身天満宮拝殿は、棟札より天保2年(1831年)の建立とみられます。
本殿・回廊とともに連続した屋根を持つ一群として、神社建築の空間を考察する上で重要とされています。
本殿の後方へ
梅は蕾堅しです。
境内の南東隅に、3社と2社がそれぞれ棟続きに、2つのほこらでお祀りされています。
神輿蔵の南側に3社並んでお祀りされています。
園部は、菅原氏代々の知行所であったため菅原道真公の邸殿があり、度々ここに来られていました。武部左衛門尉治定(後に武部源蔵と改める)は、当時の園部の代官で、菅原道真公をお迎えする立場として交流がありました。
延喜元年(901年)2月、菅原道真公は、藤原時平らの策略により、太宰府へ左遷を命ぜられます。これを聞いた武部源蔵は、密かに八男慶能君養育の内命を受け、かくまい育てながら、ひたすらに菅原道真公の無事の御帰洛を待ち侘びることになります。
同延喜元年(901年)の春、武部源蔵自ら菅原道真公の御木像を刻み、ひそかに祠を建てて生祠(いきほこら)とし、御木像を奉齋し菅原道真公と仰ぎ、ご安泰を祈り、深く崇敬の誠を尽くしました。
が、延喜3年(903年)2月、菅原道真公は太宰府で亡くなり、この生祠を霊廟と改め神忌を務めました。
菅原道真公が生きておられる時に生祠として祭祀したことから、生身(いきみ)天満宮と言われ、日本最古の天満宮といわれています。
駐車場から、大常夜燈と、鳥居を見ました。
大鳥居
参道に
境内図
絵馬堂の手前にある狛犬
絵馬堂
手水舎
手水舎
厳島神社
ご祭神は狭依姫命です。市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)とも。「弁天さん」の愛称で親しまれ、水神、勝運の神、開運招福、芸能の神として、また女性の守護神として、御神徳多大な神様です。
女性の守護神であり、芸能の神様であることから、当時、宿場で働いていた女性達のお詣りも絶えなかったと伝わっています。
狭依姫命は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞嗚尊(すさのをのみこと)にお生まれになった女神で、素盞嗚尊の十拳剣(とつかのつるぎ)から生まれたともいわれ、美人の誉れ高い神様です。
女の子がお詣りすると美人になるパワースポットとして有名だそうです。
稲荷神社
さらに階段を上がっていきます。
伊勢神宮遥拝所
ご祭神 天照大御神・豊受大御神
境内摂社、伊勢の神宮をお祀りしています。
大神宮をお参りすると、同時に遠く伊勢の神宮もお詣り出来るように西向きに座しています。
手水舎
秋葉愛宕神社
秋葉愛宕神社
宝永6年(1709年)建立とみられ、平成17年(2005年)に京都府登録文化財として登録されました。静岡の秋葉神社と京都の愛宕神社の2社を祀り、秋葉愛宕神社と称しています。
秋葉神社は、火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)をご祭神とする全国の秋葉神社の総本宮です。
愛宕神社は全国の愛宕神社の総本社で、火産霊命(ほむすびのみこと)をお祀りします。
共に火伏・防火のご神徳高いお社です。
鳥居をくぐり境内へ入ります。
楷(かい)のき
拝殿
拝殿前の狛犬
拝殿、本殿
拝殿前の狛犬
拝殿、本殿
本殿
お参りは「本殿の周りを時計回りに三回」とのことで・・・。
生身天満宮本殿・回廊
棟札より承応2年(1653年)の遷座時に建立されたとみられます。
京都府指定文化財に指定。
本殿に繋がる回廊の建立は、幕末から明治期とみられています。
生身天満宮拝殿
生身天満宮拝殿は、棟札より天保2年(1831年)の建立とみられます。
本殿・回廊とともに連続した屋根を持つ一群として、神社建築の空間を考察する上で重要とされています。
使いの牛
絵馬
本殿の後方へ
梅は蕾堅しです。
武部源蔵社
武部源蔵のお墓、宝篋印塔(ほうきょういんとう)
稲荷神社・金比羅神社 紅梅神社・白太夫神社・老松神社
境内の南東隅に、3社と2社がそれぞれ棟続きに、2つのほこらでお祀りされています。
八坂神社・西宮神社・八幡宮
神輿蔵の南側に3社並んでお祀りされています。
説明文は公式サイトを参考にしました。