【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

京都冬の旅PARTⅢ~聖護院門跡~

2013-02-28 | デジカメ紀行

京都冬の旅第三弾は、左京区にある「聖護院門跡」


山伏の総本山。代々、皇室や摂家から門主を迎えているそう。
火災にあい、転々とし、300年程前現在の場所に再建されたようです。
明治の頃までこの辺りは森が広がり、その中に御殿が建っていたことから「森御殿」とも呼ばれていたそうです。
この森の紅葉は、錦の織物の様に美しい林から「錦林(地名)」「聖護院大根」「八ツ橋」等、この村で作られていた事からこの名前がついたとか・・・
総面積1万6千平方メール、宸殿、本堂、書院(御所から移築、重要文化財)等。
狩野派筆「花鳥図」「老松図」などの襖絵、障壁画、平安期の本尊「不動明王立像」(重要文化財)等がみられます。
「壁などに鞄、服がすれないように」と注意!。
展示物は修験諸法具、護摩法具等があります。
又、山伏の大峰修行などの様子の写真も展示されています。
年二回、採燈大護摩供と言って、世界平和、除災招福等の願いを不動明王や諸尊に祈る行で、「お焚き上げ」もあるようです。
日本一の大法螺貝が展示してあるようです。
法螺貝は試し吹きができますよ(体験用の法螺貝は、実際、吹いている方がおられました)

聖護院門、本殿正面


上段の間・・撮影不可なのでパンフからです。

ここでは、映画「大奥」(堺雅人、菅野美穂出演)の撮影があったそうで、写真が飾ってありました。

寺紋:菊に法螺貝

山伏の総本山らしく、法螺貝の紋(パンフより)がついています。
釘隠しも法螺貝の細工が施されてありました。

宸殿を望む庭には馬酔木の花が・・・


宸殿の前には砂紋が。白梅が咲き始めていました。

↓ ↑ この庭は二時間程かけて整地?されるそうです。

十三重の塔

椿も見かけました。
 

張り紙・・・

どこのだかわかりますか?。
実は御手洗いの壁に貼ってありました。
各個室にもそれぞれ違う張り紙が・・・。
「皆さん振り返りましょう」と言う事でしょうか(笑)。
周りを気にしながら、携帯で撮りました。

ここも、観光ガイドの方の説明を何箇所かで聞く事ができます。
質問にもわかる範囲で答えて貰えるので、お得感はあります(笑)。 
次はどこへ行こうかと、思案中です。

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京都冬の旅PARTⅡ~妙心寺~

2013-02-20 | デジカメ紀行
京都冬の旅、第二弾、右京区花園にある、妙心寺へ行ってきました。
(第一弾は御室仁和寺 ➱こちら
境内、東西500メートル、南北619メートル、10万坪、塔頭寺院46カ寺院、「塵一つない」と言う表現がピッタリのところです。
先ずは



建物の写真
手前が仏殿、後ろが法堂(1656年建造、重要文化財)。
法堂の丸天井に、狩野探幽法眼守信の雲竜の図がみられます。
撮影禁止なのでパンフレットで。


天井を見上げながら、ぐるっと歩くと、ずーっと龍と目が合っています。
私はどうも左目が気になって・・・。


建物の外、屋根瓦に「昇り龍と下り龍」、


また、鬼瓦に五芒星(魔よけの意味あり)が見られます。この鬼瓦は北東に向いて付けられています。
鬼瓦自体、魔よけの意味があるのに、さらに・・・、ってことなんですかねー。
他にも相国寺、奈良唐招提寺、西大寺などにも見られるようです。


       
八角形の赤い写真・・撮影禁止なので立て看板を撮りました。
経蔵(重要文化財)と言って6500巻もの経典を納めた八角形の回転式の棚で、一回転させると全巻を読んだのと同じ功徳が得られるとか・・・合理的ですね(笑)。
特別公開です。

浴室(明智風呂)

1587年明智光秀の菩提を弔うために建てられたもので、特別公開です。


写真はないんですが、奥に脱衣所があり、お坊さん達が着替えなどを布に包んできて、ここに敷いて広げた事から「風呂敷」と名が付いたそうです.

特別公開の大庫裏の外観です(重要文化財)

              
数百人分の食事を賄うう台所で、大かまど(五右衛門風呂のよう)や三十畳敷の食堂、貯蔵庫などが備えられています。
               
屋根は今、桧皮葺ですが、以前の瓦ぶきの時に「兎の鬼瓦」が飾りに付けてあったそうで、その「兎」が建物の中に保存されています。
月に照らされた甍を波に見立て、月から兎を連想した瓦職人の遊び心か?と言われているそうです、夢がありますね。

また正面の鬼瓦の眼には「穴」が開いていて空が見えています。

「空見の鬼瓦」と言うそうです。

矢痕の写真


玉鳳院、四脚門(重要文化財)に残っている「応仁の乱」のときに刺さった矢の痕だそうです。

見る所がありすぎて、まわりきれません。
手入れが行き届いていて、気持ちが良く、ボランティアガイド(多分)の方々が丁寧に教えて下さりとても良かったです。

お友達から情報をいただきました
妙心寺の塔頭の一つ東林院での『沙羅の花を愛でる会』に行ってきました、っと。 ➱こちら

帰り道・・・


この路面電車は京都四条大宮から嵐山方面に走っている京福電車嵐山線、通称「嵐電(らんでん)」です。
太秦映画村へ、紅葉等、ONシーズンにはいっぱいになります。

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絵手紙~バレンタインデー・苺大福~

2013-02-14 | 絵手紙

今日はバレンタインデー。
近頃は、義理チョコに始まって、自分チョコ、友チョコと、うちも、ごたぶんにもれず・・・です。
ハートの絵手紙 


自由、思うまま手でちぎり貼ってます。言葉も好きなように好きなところに描きます。
送る相手のことを考えて・・・。

苺大福

苺の香りが部屋中に漂って、早く食べたーい衝動に駆られつつ・・・。
 




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京都冬の旅PARTⅠ~御室仁和寺~

2013-02-11 | デジカメ紀行
京都、御室仁和寺へ行って来ました。
「京の冬の旅」の一環で普段公開されていない、秘仏や建物などが公開されていると言うことで・・・
平成6年に国連の世界遺産に登録されたお寺です。
ここは「御室の桜」(遅咲きで、背丈の低い桜)で有名です。
御所の紫宸殿を移築した「金堂」(国宝)や五重塔(重要文化財)を見てきました。
なんでも、次回公開は25年先になるかどうかと言われているそうです。

「桜が咲いていたら良いなあ」と思われる金堂。

瓦のデザインも桜。




この廊下は映画「大奥」でアイドル「嵐」の二宮君がロケで使った場所だと言うことで、ファンから「にの橋」と呼ばれているとか。

何故か狂い咲きの三つ葉つつじ。

4月から5月にかけ、花が咲き、咲き終わってから葉が出るそうです。

4年前、桜見物の折りに撮ったミツバツツジ。


ところで、御室の桜で
「わたしゃお多福、御室の桜、ハナが低ても人が好く」っと、江戸時代の川柳を思い出しました。
かなり失礼ですよね(笑)

また、漫画家、青木琴美の「僕の初恋をキミに捧ぐ」に描かれ人気が出たという、本物のクローバーが入った「クローバー守り」もあります。
アニメにもなったとか・・・。色紙も飾ってありました。私は知らないんですけどね(笑)。


8日、飛鳥歴史公園へ、「万作」を見にいきました。




万作は、「春に他の花に先駆けて咲く」「先ず咲く花」「花がたくさん付くので豊年満作」等、いわれは色々。
確かに他の花は未だで、万作はもう咲き終わりかなってところでした。

(40年位前になりますが)学生時代、花卉学で、
「春一番に咲く花は、青空をバックに合う黄色の花から咲く・・・」と、
聞いたような聞かなかったような・・・。


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絵手紙

2013-02-04 | 絵手紙
今日は立春、昨日は節分・・・
皆さんのお宅では豆まきもされたことでしょう。
私たちは、京都育ちなんですが、巻き寿司を丸かぶりと言う風習はなかったとおもうんですが(うちだけ?)。
でも、今では毎年、家で巻き寿司を作って、かぶってます。

趣味で絵手紙楽しんでます。、
おかめの面

今年は鬼の面ではなく、おかめ面。
目、口等が上の方になると子供っぽくなり、下の方だと大人っぽくなります。
手袋(クリックすると写真は拡大します)


指を色々な形に折り曲げて描きます。

独楽

実際に廻してみてイメージをふくらませながら・・・

せこがに(クリックで写真は拡大します)


食べ方の話で大盛り上がりでした。
どんぐり

割り箸で描きました。
だしじゃこ

お菓子の箱等の厚紙やダンボールに描きます。これは厚紙にダーマートで描き、色付けは墨の濃淡で描きました。ダンボールの場合は、色付けもダーマートで。

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春よこい♪

2013-02-01 | 花だより
昨日ラジオから「春よこい♪」が流れていて、なんとなく庭に出てみました。


左:紅ゆきやなぎ(もう一息ってところですね。)
右:蕗のとう(いつもなら、もっと葉に埋もれているのですが・・・。)

山茶花


椿

足摺岬の自生していた椿の種を、植えたものだそうです

椿(侘び助) 

これも暮れあたりから咲いています

木瓜

同じ木に、11月~12月にも咲いていました

玉竜

青がとても綺麗だったのでパチリ

等など、冬と春が入り交ざっています。が、春へと準備は着々と進んでいるんですね。
昨日今日と少し暖かでしたけど、まだまだ寒さはこれから。本当に「春よこい」って感じです。

♪春よこい♪



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