【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

難波宮跡:2014.9.12

2014-09-20 | 花だより
難波宮(なにわのみや)は、飛鳥時代・奈良時代の難波(現在の大阪市中央区)にあった古代宮殿。

大阪市中央区法円坂の一帯に広がっている史跡公園。昭和36年(1961)、大阪市立大学教授の山根徳太郎博士の発掘調査により、飛鳥から奈良時代にかけて前後2期の難波宮跡が確認されました。現在、宮殿の中心部とされる約9万平方メートル余りの範囲が国の史跡に指定され、史跡公園として整備がすすめられています。史跡は2種類の方法で示されていて、地表面より一段高くして、石造りで基壇を示すものが神亀3年(726)から造営された後期難波宮。
一段低くして赤いタイルを敷き、赤い御影石で柱位置を示し、サザンカの生け垣をめぐらせているものが「大化改新」による難波遷都の後、白雉(びゃくち)元年(650)から造営が始められた難波長柄豊碕宮(なにわながらとよさきのみや)=前期難波宮となっています。( 大阪観光情報より)

9月12日、大阪へ出掛けたので、立ち寄りました。

難波宮跡(クリックで拡大します)


史跡公園です。
左から、NHK大阪放送局、大阪歴史博物館(壁面が丸く見えている建物)、
その少し後方に大阪府警察本部。中央より少し右手に大阪城天守閣。
真ん中あたりに見えているのが大極殿基壇。

大極殿基壇

天皇が国家の公式行事をおこなう際に使用したとされるところ。

八角殿跡

藤棚になっている、前期難波宮、八角殿跡です。

史跡表示

「史跡 難波宮跡」石碑です。

歴史博物館のほうへ、移動します。歴史博物館では発掘された遺跡が展示されています。常設展示は、難波宮の時代(古代)、天下の台所の時代と大坂本願寺の時代(中世~近世)、特集展示場、大大阪の時代(近代~現代)に分けて、展示されています。この他に特別展示(平成26年9月3日から10月13日まで、6階特別展示室で、特別展「村野藤吾 やわらかな建築とインテリア」を開催)。また、地下遺構ツアーもあります。
歴史博物館は以前見学したので、今回はやめて・・・。

高床建物


高床建物2

歴史博物館の前の広場に建てられています。

古墳時代(5世紀)の大型高床式の建物「法円坂建物群」の1棟が再現されています。この時代の難波は、淀川や大和川をさかのぼって来る交通の要地であり、こうした巨大建築物が立ち並んでいたそうです。百舌鳥や古市に巨大な古墳群を築いた大王が権力を内外に誇示するために作ったと考えられるそうです。
公開されていたので、中に入りました。

内部1


内部2


発掘でみつかるのは、柱の穴だけなので、復元にはさまざまな情報を集めます。埴輪や鏡に描かれた建物の図を参考に。扉の形は他の遺跡から発掘されたものに基づき、建物の作り方は東南アジアの民家を参考に。柱は檜、床や壁はアメリカ檜、屋根は杉に葦が葺かれているそうです。

歴史博物館前の広場で、みられた花達です。

アベリア


エノコロソウ

風に吹かれて気持ちよさそう。

キノコ

花々の間から顔をのぞかせていました。

タマスダレ


ヒメジオン


マルバルコウソウ


ヤブラン


七変化(ランタナ)


初雪カズラ


ハト1,2



具合が悪いのかな?と思ったら、「羽休め」でした。

続いて心斎橋方面へ、向かいました。

グリコ看板


看板の歴史は1935年に始まり、6代目の新しい看板が完成する今秋までの限定公開だそうです。綾瀬はるかさんがゴールインする姿がプリントされた特別工事幕が、設置されていました。

手前に映っているのは、 「なにわ探検クルーズ」の黄色い船でしょうか。
「グリコ」看板は撮影スポットらしく、屋根やサイドがオープンになっていて「撮影終わりましたか?閉めますよー。」とのアナウンスが聞こえてました。


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「飛騨大鍾乳洞」

2014-09-11 | デジカメ紀行
白骨温泉を後にして「飛騨大鍾乳洞」へ向かいます。

「飛騨大鍾乳洞」
岐阜県高山市丹生川町の「飛騨大鍾乳洞」は日本全国に約80ヶ所あるという観光鍾乳洞の中でも、日本一の標高900mに位置し、1965年に大橋外吉により発見されました。このあたりは2億5千万年前には海だったため、海の中のサンゴなどから石灰石ができ長い年月の間に雨水に溶け、少しずつ堆積して鍾乳洞がつくられていきました。
洞内は真夏でも平均気温12度、古代ロマンにあふれた幻想的な世界が約800m広がっています。

「大橋コレクション館」
飛騨大鍾乳洞に併設されたコレクション館。
飛騨大鍾乳洞の発見者である「故・大橋 外吉」氏が集めた世界の美術品、装飾品など約1000点を展示。

なかでも、2007年に盗難にあい、犯人逮捕の後に返還された「戻ってきた金塊」は必見です。 (飛騨大鍾乳洞観光株式会社サイトより)

金塊の一部は売却されてしまったため、100kgあった金塊は71,7kg(バーナーで溶解されたため)時価2億2000万円相当となったそうで、複数の塊となった物が強奪前の金塊を模したレプリカといっしょに展示されていました。当時報道された新聞記事も展示。

それらを、さらーっと覗いて鍾乳洞へ。(コレクション館が鍾乳洞の入り口へ通じてます。)

洞内通路1

いよいよ洞内へ、この辺りが一番気温が低いそう。
人、一人か二人がやっと通れるくらいの道幅で、時折上から、「ポタッポタッ」と・・・。

ウミユリ


観光鍾乳洞のなかで最も標高の高い場所にありますが、この地から「ウミユリ」「フズリナ」などの化石が発見されたことから、大昔(2億50000万年前)は海の底だったことが判明。ウミユリのほか、サンゴやフズリナ、二枚貝などの死骸が長い年月を経て石灰石と化し、現在の鍾乳洞を形成していったそうです。

大円空像、段幕

それぞれ名前が付けてあります。

洞内通路2


竜宮の夜景辺り。洞窟内でもっとも天井が高く、美しい場所だそうです。赤や青のライトを照明に使用しているのは、白色電球や蛍光灯を使用すると、光源の熱と地下水の水分により、人の出入りによって持ち込まれた植物の種や金糸などが発芽し、コケが洞内に繁殖してしまうからだそうです。

ヘリクタイト

太さ2mm~5mmの細く曲がりくねったモヤシのような生成物。

湿度が高いほどよく育ち、空気の流れがなく、閉鎖的な洞窟でしかみられない学術的にも非常にめずらしいものだとか。床からも伸びているものを「ヘリグマイト」、天井から生えているものを「ヘリクタイト」と呼びます。飛騨大鍾乳洞は、このヘリクタイトが国内の観光鍾乳洞でもっとも多く見られることでも有名だそうです。

夢の宮殿

青く照らされ夢のよう。

国会議事堂


テンガロンハット

そう言われればそのように見えてくるから不思議。

貯蔵

酒類が低温貯蔵されています。

貯蔵説明


ウド栽培


温度、湿度が一定に保たれ、日に当てないことで、白くて長い「ウド」ができます。「軟化ウド」と呼ばれ高級食材として利用され、日本各地でこのように地下で栽培されているそうです。

洞内通路3

細い階段を上がってきました。

ナイヤガラの滝

鍾乳洞の中の「滝」。

王冠

昭和46年2月27日に高松宮殿下が命名されたそうです。

注意看板

足元が滑りやすいので特に「足元注意」です。
かがんで行くところもあり、頭が天井につかない所でも、首をすくめて歩いてしまいます。

幸福の滝

水しぶきがかかります。

石筍

東洋一の石筍です。



白い光があたっていた所に生えていました。なにの葉なのかは?。

大仏の耳

大きな耳。

天の裂け目

天に引き込まれそう。

また、「コウモリ(キクガシラコウモリ)」の生息地」の表示もあり、チョットぶきみ。洞窟にはつき物でしょうか?。
鍾乳洞、暗いのであまり綺麗に撮れてませんが、雰囲気だけでも感じてもらえれば・・・。

風穴とか、洞窟とか、結構好きなんです、私・・・

外観

洞を出て振り返りました。

下山道

900メートル上がってきたんですね。実感。
屋根が付けられ雨でも大丈夫。この通路を下ります。
両側には色々な花が植えられています。

ケイトウ


紫陽花1


ヤナギラン

下山道の両側に植えられていた花たち。

鍾乳洞記念撮影場所

下りてきた所の広場です。撮影スポット。池には岩魚(だろうと思います)がいっぱい泳いでいました。

紫陽花2


百合


コブシ(実)


ガザニア

広場に植えられていた花たちです。



プリンス&スカイラインミュウジアムでの数々のプリンス&スカイラインをスライドショウに ⇒こちら

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岡谷~飛騨

2014-09-07 | デジカメ紀行

鳥居平やまびこ公園(とりいだいらやまびここうえん)は、長野県岡谷市の市街地から約2キロメートルのところに位置し、標高950m~1,020mの山間部にある。公園からは諏訪湖とそれを取り巻く岡谷市街地と下諏訪町、諏訪市を眼下に見下ろすことができ、遠くには八ヶ岳連邦と蓼科山、甲斐駒ケ岳なども見ることができます。公園区域を自然、展望、遊戯、スポーツ、文化の5つのレクレーションゾーンに分けられています。(ウィキペデイアより)

その「鳥居平やまびこ公園内」にある「プリンス&スカイラインミュウジアム」は・・・
1996年に鳥居平やまびこ公園で開催された旧車ミーティングに集まった日産・スカイラインの愛好家たちが、自動車博物館をと熱望。1997年4月に愛好家たちと櫻井眞一郎(スカイラインの生みの親)らスカイライン開発陣の思いが現実となり、日本車で初の単一車種の自動車博物館としてオープン。
プリンス自動車工業時代も含めた歴代のスカイライン、輸出仕様やレース仕様、先行開発車なども毎年、入れ替わりを経ながら展示されています。また、プリンス時代のグロリアやトラック、エンジン、エンブレムなどといった各種パーツも数多く展示されています。(プリンス&スカイラインミュウジアム、サイトより)


8月14日~15日お盆休みに行ってきました。

鳥居平やまびこ公園

平成元年に「日本都市公園100選」に選定されたことを記念して建立された記念碑です。

景色

晴れていれば八ヶ岳連峰などが見えていたはず・・・。

白樺

木立を通り抜け坂道をあがっていきます。信州らしく?白樺も見られます。

プリンス&スカイラインミュウジアム

建物に到着。

館内

館内の様子です。30台ほどの車が展示されています。

ミニカー展示

きれいに並べられています。

初代スカイライン

昭和32年4月に発売された初代スカイラインは、ベンチシートの6人乗り4ドアセダン。

ケンメリGT


ケンメリGTーR

4代目スカイライン。昭和47年9月にデビュー。
キャッチコピーは「ケンとメリーのスカイライン」。通称〝ケンメリ〟です。
キャンペーングッズも多数発売され たようです。

♪♪ 「ケンとメリー~愛と風のように~ BUZZ」
いつだって どこにだって
はてしない空を 風は歌っていくさ
今だけの歌を
心はあるかい 愛はあるのかい♪♪

この曲、覚えてられる方も多いんじゃないでしょうか?。
館内でもBGMで流れていました。

ステルス

GT-R34のテストカーで、「ステルス」と呼ばれています。
後方に見えているのは、マットブラックのR34先行実験車で「カラス」とも呼ばれているそうです。

GTーRレース車

2002年「全日本GT選手権」「スーパー耐久」等にも出たレース車です。

フェアレディーZ

「祝 日産自動車80周年の一環として、フェアレディーZ-432を夏季限定展示します。
スカイラインと双璧を成したスポーツモデルを是非ご覧ください。」との案内です。

エンジン

第二世代GT-Rに用意されたエンジン。
「絶対性能において世界超一級のエンジン」「歴史に残る名機」の表示です。 ~2002年8月。

マンホール蓋

村山工場敷地内にあったマンホールの蓋。「プリンス自動車」のマークが真ん中に付いています。

オオウバユリ


オトコエシ


キノコ


ヤマユリ


昼顔

やまびこ公園で見られた花達です。

とりい平やまびこ公園を後にして、白骨温泉へ向かいます。

白骨温泉

白骨温泉入り口です。

山奥深く自然に恵まれた素朴な温泉地。
温泉の成分が湯船に付着して、まるで骨のように見えたことから名づけられた温泉地です。炭酸成分が多く含まれたお湯で、中性(弱酸性)です。
古来より「3日入れば、3年風邪をひかない」と言われた霊泉的効能の高い白骨温泉。とくに胃腸病に効果があり、内臓疾患や神経性ストレスなどを緩和する高い効能をもちます。お湯は硫黄と炭酸を多く含み、飲むことでさらに消化器系の臓器の血流が良くなり、働きをよくするとともに便秘にも効果があります。飲湯することでさらなる効能を実感してください。
江戸・元禄時代(1688-1703)に湯宿が建ちはじめてからは、何日も泊まりこみながら病気を完治しようと多くの湯治客が訪れました。( 信州 白骨温泉 HPより抜粋)

玄関


番傘

風鈴や番傘があり、「和テイスト」です。

旅館付近散歩の後、夕食です。

先付

モロコシ豆腐

前菜

うるいのアボガド和え
サーモン寿司
南京醍醐寄せ
野沢菜のナムル

造里

信州サーモンと大岩魚
☆信州サーモンはニジマスとブラウントラウトを交配させた信州独自の新品種です。

洋皿

ローストビーフ

凌ぎ

信州蕎麦

小茶碗

蕎麦の実蒸し

焼物

鮎の塩焼き

煮物

ビーフシチュー

揚げ物

温泉粥コロッケ( 白骨の湯をたっぷり含んだ白骨オリジナル温泉粥で作ったひと口大のコロッケです。)

酢の物

甘子の南蛮漬け
帆立 胡瓜 茗荷

お食事

信州山形村産コシヒカリ
野沢菜
赤出汁

水菓子

ごちそうさま。お腹いっぱいです。

朝食

右上のお鍋には「温泉で炊いたおかゆ」が入っています。

元来は、家庭で食ベられていた郷土料理ですが、今では、名物料理になりました。
白骨温泉は胃腸病に効能のある飲湯のできる温泉ですが、少々渋(しぶ)みのある味わいですが、お粥にすることで、まろやかでほのかな塩味を醸してお米の甘みを引き立たす美味しさに変わります。白骨の効能を浸るだけでなく、味覚でいただく温泉がゆを、ぜひお試しくださいと。

露天風呂入り口

公共野天風呂です。観光案内所の前にあり、ここから下りて行きます。

露天風呂へ

入り口から下の方を見た所です。かなり下っていくよう・・・。

竜神の滝1


竜神の滝2


観光案内所から少し2,3分のところにあります。
「地下水が溶岩を溶かして鍾乳洞を作りました。地下水はいまでも、無数の穴から白糸の垂れ水となって落下しています。
昔からここに水神が住むと言われ竜神の滝と呼ばれるようになりました。」との説明書きが。
新緑と雪どけのコントラストが見事な早春と、紅葉が散る季節にはさらに鮮やかな彩りが見られるそうです。

熊出没注意

出るんですねぇ。近所では絶対見ない注意書きです。

草花火


紫つゆ草


ガマズミ


キツリフネソウ


コアカソ


ススキ


ホタルブクロ


金水引

旅館や、案内所周辺で見られた花達です。


BGM
♪♪「ケンとメリー~愛と風のように~ BUZZ」♪♪
いつだって どこにだって
はてしない空を 風は歌っていくさ
今だけの歌を
心はあるかい 愛はあるのかい

この曲、覚えてられる方も多いんじゃないでしょうか?
館内でもBGMで流れていました。



帰り道「飛騨大鍾乳洞」に寄りましたので、写真の整理ができたらblogにアップさせていただきます。

気が付けば9月になってしまいました。暑いのももう少しの我慢ですね。

  






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