【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

敢國神社(あえくにじんじゃ)

2019-06-18 | デジカメ紀行
敢國神社(あえくにじんじゃ)は、三重県伊賀市一之宮にある神社。
今から1300年以上前、7世紀の中期658年に創建と伝わっています。創建当時は大彦命(おおひこみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神で敢國神社が創建されました。
大彦命は、350年頃第8代孝元天皇の長子として大和の国に生まれ、大和朝廷創建期の武人と云われています。

駐車場に置かれている顔はめパネル。



表参道


表参道すぐの左手に

市杵島神社



鳥居




境内で

手水舎



桃太郎岩





延命御神水井戸


本殿へ向かいます。



拝殿


扁額



若宮八幡社



子授社



楠社



結社



神明社



大石社



敢國神社の祭では、獅子神楽舞初式(1月3日)、獅子神楽舞上祭(4月17日)、例祭(12月5日)において獅子神楽が奉納されます。
この神楽は慶長年間(1596年-1615年)の起源になるといわれ、伊賀各地の獅子神楽の原型になるものとされ、三重県指定無形民俗文化財に指定されています。


芭蕉句碑

芭蕉は敢国神社への敬慕の念が深く、折々参拝されていたとのこと。
「手ばなかむおとさへ梅のにほひかな」





裏参道





旧上野市の農集排マンホール蓋。市の花ハギ、市の鳥シラサギと、市内を流れる 木津川のアマゴのデザイン。上に「うえのし」、下に「しゅうはい」の文字。

続いて多度神社へ向かいます。

写真は4月19日訪れた時のものです。

説明文は公式サイトを参考にしました。




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ストロベリームーン

2019-06-18 | デジカメ紀行
6月17日は「ストロベリームーン」

アメリカの先住民は季節を把握するために各月の満月に名前をつけており、6月がいちごの収穫時期であったことから、6月の満月をストロベリームーンと呼んでいたと言われています。
ストロベリーの収穫時期に見える満月という意味のため、月がイチゴのようにピンク色に見えるということではないそうです。


22時頃撮影

夕日が赤く見えるように月の出間もない月は赤みがかって見えること、さらに今の時期は空気中の水蒸気が多いため、19時〜20時ごろの高度が低い月は少しピンク色っぽく見えるかもしれませんが、月が高くなるにつれていつものように白っぽく輝く満月になるとのことです。


日が変わったころ少し雲が・・・。


説明文はウェザーニュースから

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大阪市立大学理学部付属植物園「プヤ・アルペストリス」

2019-06-14 | 花だより
南米チリ原産で数年ごとにしか咲かない花として知られる「プヤ・アルペストリス」(和名ヒスイラン)が大阪市立大学理学部付属植物園(大阪府交野市)で2年ぶりに開花し、来園者を楽しませている。見頃は今月中旬まで。
ヒスイランはパイナップル科の植物で、アンデス山脈の3000メートル級の高地で育つ。とがった枝に花が咲き、花弁が宝石のヒスイのような色をしていることから、元園長で同大学の岡田博名誉教授が平成15年に名付けたという。(産経ニュースより)



6月8日出かけてきました。

大阪市立大学理学部付属植物園
生駒山系の北西部、標高40~120mに位置し、淀川支流に面する扇状系の斜面で4つの尾根と3つの谷を含む起伏に富んだ地形となっています。
用地面積、255,300㎡。

昭和16年3月、「満蒙開拓団」として移住する人たちの訓練施設「大阪市興亜拓殖訓練道場」として開設され、昭和20年9月、農事指導等を行うための「大阪市立農事練習所」に。
昭和25年4月、大阪市立大学に移管され、理工学部附属植物園となりました。
昭和34年4月、理工学部分離に伴い、理学部附属植物園となりました。

植物園では国内外のさまざまな植物を遺伝子資源として種子、あるいは生きた状態で収集保存しています。それらを含めた種々の植物の系統進化学的・環境応答学的な側面を分類学、生理学、生態学、育種学の手法を用いて研究しています。
研究成果は植物の保全、あるいは将来における人類の生活向上のために必要な情報として広く一般にも公開しています。
収集植物、約6,000種類 30,000本。


入口正面の撮影ポイントです。

岡田先生達と「プヤ・アルペストリス」へ。



3本植えられています。









説明される先生。



天気が良ければ梯子をかけて、皆さんに蜜を味わってもらえるんですが・・・と。
指を入れ味わっておられる方も・・・。雨後のため、甘味が薄かったようです。


「6月6日開花が進んでいます。
最初に開花した花序は212輪の花が確認されています。
6月2日(日)の午後、開花しました。
2本目にも青い蕾が出てきていますので、2~3日中の開花だと思われます。
6月1日花序の一番高いものに、青い蕾が確認できました。
花序の高さは高いものから270㎝、260㎝、200㎝です。」

違う方面から。

プヤ・アルペストリスの向こうに見えている背の高い樹は・・・。




次はいつ咲くのでしょうか?。

園内を散策します。

イトラン



キョウチクトウ


6~9月にかけて咲く夏を代表する花の1つです。
インド原産の常緑低木で、葉が竹の葉のように狭く、花が桃の花に似ていることから「夾竹桃」と呼ばれ、日本へは江戸時代の渡来しました。
花は一般的には八重ですが、一重のものもあり、花には香りがあり、淡い黄色、淡い紅色、白色など、美しい花を咲かせます。














こちらでは、いろいろな種類を咲かせ研究されているとのことです。
病害虫、大気汚染等に強い強靭な性質で、海岸や高速道路沿いによく植えられています。

ユリノキ

ユリノキの名前は、花の形からチューリップツリーとも言われています。 葉の形からハンテンボク(半纏木)とも呼ばれています。


ササユリ



チョット遅かった。
花は6月初旬に咲き、大輪で淡桃色で優美で清楚な姿で、ほのかな良い香がする美しい花です。


6月の季節の花として、ハナショウブ・アジサイは日本を代表する花に数えられています。


アヤメ科 3種の違い
アヤメは、乾燥地を好み5月上~中旬に咲きます。葉の幅は狭く濃緑色で、葉の主脈は不明瞭。紫、白で花径は8cm内外。    
ハナショウブは湿地または乾地。5月下旬~6月、葉の幅は中位。葉の主脈は太く、紅紫・紫・白、絞り覆輪など。15cm内外。
カキツバタは湿地または浅水地。5月中~下旬、葉の幅広く黄色味帯びる。青紫・紫・白、12cm内外。
   
ハナショウブは花を見るために改良されたもので、3つの系統に分かれます。
☆ 江戸系
 ハナショウブのうちで最初に出来た園芸品種で、江戸中期に改良され、葉は直立性で花茎超出し、花は6弁咲き(6英)が中心です。
☆ 肥後系
 江戸系から改良されたもので、ハナショウブの中では最も改良の進んだものであり鉢物に適するように、花は巨大輪で多くは6弁咲き(6英)であります。
☆ 伊勢系
 江戸系と同時代に作り出されました。特徴は、葉と花茎がほとんど同じ高さで、花の分枝がほとんど無く一茎二花を付け、花は3弁咲き(3英)が中心です。















ガマ


ウキヤガラ


カンガレイ


フトイ


シマフトイ


シュロガヤツリ


フイリショウブ


ポンテデリア


ニッコウキスゲ



ザクロ


クレナイミズキ

でんでんむしがいました。

キンシバイ



シジミ蝶が・・・。

ショウキウツギ

こちらにも蝶々が。

ブラックベリー


ハンゲショウ


ツツジ




スイレン








トンボも飛んで・・・。



トロロアオイ




説明文は公式サイトを参考にしました。





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椿大神社(つばきおおかみやしろ)

2019-06-05 | デジカメ紀行
伊勢国鈴鹿山系の中央麓に鎮座する椿大神社。





鈴鹿山系の中央、入道ヶ岳の麓に鎮座する猿田彦大神の総本宮。紀元前3(垂仁天皇27)年に、「道別大神の社」として社殿を造営し奉斎されたと伝えられる日本最古の神社です。

往古神代、高山入道ヶ嶽、短山椿ヶ嶽を天然の社として、高山生活を営まれた国つ神「猿田彦大神」を主神とし、相殿に皇孫「瓊々杵尊」、「栲幡千々姫命」を、配祀に「天之鈿女命」、「木花咲耶姫命」を祀っています。

=庚龍神社(かのえりゅうじんじゃ)=



樹齢400年と伝えられる樅の木に龍神が宿り神域全般を守ったと伝えられています。





参道を進みます。

=獅子堂(ししどう)=

聖武天皇の勅願により奉納された獅子頭が名前の由来です。
3年ごとに獅子神御祈祷神事が、前庭にて奉納されます。交通安全祈祷、車輌清め祓いを行っています。

=手水舎=

カエルがたくさん置かれています。




猿田彦大神は天孫降臨の際に高天原と豊葦原中津国の間の道案内を務めたことから、「道開き(導き)の神」といわれています。蛙は猿田彦尊の使いだそうです。

参道右手に。

=椿延命地蔵尊(つばきえんめいじぞうそん)=

平安後期の作といわれる地蔵尊が奉斎されています。昔から難病平癒に霊感あらたかと信仰されています。
3体の地蔵尊が祀られており、中央の地蔵は冠を付けています。
平安後期に当神社に奉斎され、地元では首より上の病に霊験あらたかと信仰されています。

参道へ。




=御船磐座(みふねのいわくら)=

謡曲「鈿女(うずめ)」にうたわれている神代の神跡。
この地に天孫瓊々杵尊一行の御船が到着されたと伝承されてきた場所です。


=高山土公神陵(たかやまどこうしんりょう)=

参道の中ほどにたたずむ前方後円墳。猿田彦大神の御陵です。
山本神主家は、大神直系の神主家として、この御陵を神代より守り続けています。


=猿田彦大神の石像=



地球をかたどった丸い石に乗っています。これは、大神が地球を守っていることを表現しているそうで、
昭和40年代に作成されたもの。
日本神話に登場する導きの神様で、鼻が異様に長く、天狗かサルのようなお顔。

神話によると「鼻の長さ七咫(ナナアタ=約1.2m)もあり、背の丈は七尺(約2.1m)あまりで身長は七尋(ナナヒロ=約12.6m)近く。口と尻は明るく光っていて、目は八咫鏡のように円く大きくて真っ赤な酸漿
(ホオズキ)のように照り輝いている」


=断りの鳥居=



江戸時代にこの付近の藩主だった本多氏が御神木を伐採して城門を築いたところ、一夜で燃えてしまったといいます。
このことを恐れて奉納された鳥居だそうです。


=恵比寿・大黒様=


別宮椿岸神社方面





本殿へ先にお参りします。見えてきました。
結婚の報告(?)が行われていました。





=御本殿=



総檜の神明造りです。猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)をはじめ、天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)、栲幡千々姫命(たくはちちちひめのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、天之鈿女命(あまのうずめのみこと)、行満大明神、合祀三十二神が祭られています。

横から。



=鉄砲柱=

相撲部屋にある鉄砲柱が奉納されいます。土俵の中から柱が出ていて触ることができます。
鉄砲柱は、千葉県松戸市にある佐渡ヶ嶽部屋、佐渡ケ嶽満宗親方(元琴ノ若関)から奉納されたもの。

檜材の直径22cm、高さ160cmの柱が深さ50cmの地中に埋め立てられているそうです。
力士達が日々の激しい稽古の中で、鍛え上げられるために流された汗と努力がにじんでいます。
参拝の子供達がこの鉄砲柱を突いて氣魄(きはく)と氣概(きがい)を身に体してもらえればという思いで設けられました。


=クロガネモチ=

岸信介元総理大臣、植樹の木だそうです。


=別宮椿岸神社(つばききしじんじゃ)=

猿田彦大神の妻神・天之鈿女命(あまのうずめのみこと)を主神として祀っています。
芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神として崇敬され、神前挙式も行っています。


=手水舎=


本殿の前に置かれている、夫婦輪石と神招福臼。

=夫婦輪石=

石の輪が2つ繋がったもの。




=神招福臼=

願いを込めながらコンコンコンと3回撞くのだそうです。臼の中にお賽銭の小銭が入っています。


=扇塚(おおぎづか)=



扇は古来神を招ぎ奉るものとして芸道を志す方の心のよりどころとされ、古くなった扇を感謝の心を込めて、この塚に納められています。


=招福の玉=



六根清浄(ろっこんしょうじょう)とは、人間に本来備わっている六根を清らかにすること。
六根とは、五感と第六感とも言える意識の根幹のことです。眼根(視覚) 耳根(聴覚) 鼻根(嗅覚) 舌根(味覚) 身根(触覚) 意根(意識) の総称。


=かなえ滝=

恋愛成就の願いを叶えるパワースポット。悪運も浄化できると言われています。
かなえ滝の写真を携帯電話の待ち受け画面に設定することで、願い事が叶うとも言われています。
金龍明神滝(きんりゅうみょうじんだき、万病に効果があると言われている薬水がわいています)から、御神水が流れてきています。


=鳥居=

「鈿女本宮」の扁額がかかっています。


別宮椿岸神社から先へ。

=松下幸之助社(まつしたこうのすけしゃ)=



「経営の神様」と称えらえた松下幸之助翁の御霊を祀っています。


=鈴松庵(れいしょうあん)=





日本の心をこよなく愛した松下幸之助翁が茶道の発展を祈念し、庭園とともに寄進された茶室(小間、広間、立札席の三室)。流派を問わず、一般に広く開放されています。
鈴鹿の「鈴」、松下幸之助の「松」をもって鈴松庵と名付けられました。


=二宮金次郎像=





=椿立雲竜神社=



=さざれ石=





=行満堂神霊殿=

猿田彦大神の神裔である行満大明神をはじめ、鈴鹿七福神の一つである延命長寿の神・寿老神などが祀られています。





ここにも、カエルがあります。



説明文は公式サイト、Wikipediaを参考にしました。
撮影は2月23日のものです。


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