【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

大和文華館

2015-03-25 | 花だより
3月20日大和文華館へ。展覧会のテーマは「花を愛でる」。

自然の中に咲く花々は、東洋の美術において古くから絵画や工芸の題材として取りあげられてきました。花々はその美しい姿や芳しい香りなどが五感を楽しませ、季節の変化を教えてくれます。また花々は、形状や咲き方に合わせた性格が託され愛でられたり、瓶や盤などに活けて身近に楽しまれたりしてきました。(ホームページより)
「梅を愛でる」・「桜を愛でる」・「牡丹を愛でる」・「秋草を愛でる」・「花を飾る」のコーナーに分けられ、絵画や工芸品が展示されています。

展示を見た後は、大和文華館のもうひとつの楽しみである文華苑へ。四季折々の花が楽しめます。

三春桜




実桜

中国原産。花の特徴は雄蕊(おしべ)が長く、小さいサクランボができるようです。

椿





神代椿


マンサク


寒あやめ

11月から3月頃に咲く、高さ15センチほどの花。紫が鮮やかです。

紅花常盤満作(べにばなときわまんさく)


三椏

中国南部、ヒマラヤ地方原産。皮は和紙の原料として用いられる。その枝が必ず三つに分岐する特徴があるため、この名があり、三枝、三叉とも書きます。確かに三ツ又。
三椏

ブータン三椏

大輪のようです。

山茱萸(さんしゅゆ)

早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることから、「ハルコガネバナ」とも呼ばれ、秋にはグミのような赤い実をつけ「アキサンゴ」とも呼ばれます。実(果肉)は生薬に利用されます。

日向水木(ひゅうがみずき)


馬酔木(あせび)



呉羽枝垂れ

思いのまま

文華の曙


木瓜(ぼけ)


眺望




文華ホール

大和文華館、入り口の左側にある建物。




建物中央、入り口(扉)のうえにあるステンドグラスです。


大和文華館は何回か訪れているんですが、「桜」の時期は、昨年は遅く、今年は早くで・・・。満開の三春桜を見てみたいです。
24日に「 さくらの無料招待デー」があったようですが、25日現在「まだ」だそうです。

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庭の花

2015-03-18 | 花だより
「お水取り」も終わり、いよいよ奈良に春がやってきます。
我が家の春待つ花たちです。

ハボタン(葉牡丹)
アブラナ科アブラナ属の多年草。園芸植物として鮮やかな葉を鑑賞するが、観葉植物より一年草の草花として扱われる事が多い。
多年草として育てれば樹木のような枝を出し、それぞれの枝の先端にハボタンがついた姿となり、2~3年かけ人が踊っているように花(葉)を配置する作りを「踊り葉ボタン」と呼ぶそうです。

踊り葉ボタン



お正月に植えた葉牡丹を、今まではそうとは知らずに捨ててしまっていたんですが、なんの気なしにそのままにしておいたら、こんな形になっていました。育てている人間に似て真っ直ぐ(笑)・・・。もう少し茎が曲がっていると面白いんですけど。
近所の方に「この形は、珍しくていいのよ。」と教えて頂いてからは、大事に育てています。(笑)




アーモンド

昨年に続いて、今年も蕾が随分ふくらんできました。(3月12日撮影)

 
 

蝶々もやってきたんですが、羽をなかなか拡げてくれず・・・。(3月17日撮影)

蕗の薹


ねこやなぎ(赤)


クリスマスローズ

さくらそう


「春」感じていただけますか?。スイートピーの絵手紙です。

ジャコウエンドウ(麝香豌豆)やカオリエンドウ(香豌豆)、ジャコウレンリソウ(麝香連理草)など、難しい名前がついているようですが、花は、ほんわか。
甘い香りが部屋中にただよってます。

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東京はとバス観光

2015-03-08 | デジカメ紀行
最短の徒歩移動で観光地をまわれるのが、バスツアー観光の最大の魅力。バスツアーの老舗「はとバス」で東京観光です。

東京はとバスツアー
東京駅丸の内南口10:00発、12:50着の、「国会議事堂、皇居周辺(バスの中から観光)、靖国神社を巡る」3時間程のコースです。

1月17日乗車して来ました。

国会議事堂

国会議事堂は昭和11年(1936年)11月に建設されました。当時は日本一の高さを誇り、永田町の高台に美しいみかげ石で装われた議事堂が「白亜の殿堂」と賞賛されました。同年12月24日に召集された第70回帝国議会から使用され、現在に至っています。

パトカー

国会議事堂のまわりは厳重に警備されています。

入り口

建物へ入る時には金属探知機でチェックされます。写真も決められた所だけで撮影可能です。

中は、バスガイドさんに代わって係の方が案内されます。

建物側面に施された彫刻です。




中央広間は、議事堂で一番高い中央塔の真下にあり、中央玄関から御休所へと通じる広間です。2階から6階までの吹き抜けになっていて、天井までの高さは32,62メートルあります。これは、法隆寺の五重の塔がちょうど入る高さだそうです。天井と窓には、ステンドグラスがはめ込まれ、光を採りこんでいます。

中央広間には、議会政治の基礎を作るために功労のあった板垣退助、大隈重信、伊藤博文の銅像があります。これは、昭和13年(1938年)に大日本帝国憲法発布50年を記念して作られました。

議場 
 クリックで拡大します

本会議が開かれる議場は、2階にあり、3階までの吹き抜け、天井は唐草(からくさ)模様を配したステンドグラスの天窓となっています。
議場では観覧席に座り自由に写真もOK。テレビでよく見る光景(笑)。

天窓

彫刻



柱などに刻まれた彫刻。御座所とは開会式の際、天皇陛下が臨席されるお席です。

議事堂内の廊下の長さは、階段などを含めて約4,6キロメートルあり、赤い絨毯が敷かれています。

床には、10数種類の大理石を使ったモザイクがほどこされ、その数は約100万個。また、柱や壁は、沖縄県で採れた珊瑚石灰岩でできており、この石には、巻き貝などの化石が数多く含まれてい「化石の宝庫」と呼ばれているそうです。係の方が「これですよ。他にも探してみて下さい。」と、指をさして教えてくださいました。確認?しました(笑)。他は、ゆっくり探す間もなく・・・。

外へ出て「国会議事堂」正面の撮影スポットへ。

続いて「靖国神社」へ移動です。

靖国神社の由緒
明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しによって建てられた東京招魂社が始まりで、明治12年(1879)に「靖国神社」と改称されて今日に至っています。靖国神社には現在、幕末の嘉永6年(1853)以降、明治維新、戊辰の役(戦争)、西南の役(戦争)、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などの国難に際して、ひたすら「国安かれ」の一念のもと、国を守るために尊い生命を捧げられた246万6千余柱の方々の神霊が、身分や勲功、男女の別なく、すべて祖国に殉じられた尊い神霊(靖国の大神)として斉しくお祀りされています。
靖国神社境内には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約400本の桜があります。また、靖国神社境内にあるソメイヨシノは、気象庁が東京の桜の開花宣言をする際の基準木となっています。(ウィキペディアより)

バスを降り、第二鳥居、神門、中門鳥居をくぐりお参りをします。

第二鳥居

明治20年(1887)に建てられた第二鳥居は、青銅製の鳥居としては日本一の大きさを誇ります。

神門(しんもん)

神門は昭和9年(1934)に建てられたもので、中央の二つの扉には、直径1.5メートルの菊花の紋章が取り付けられています。平成6年(1994)の修復工事で、屋根の葺き替えが行われました。
紋章


大手水舎

昭和15年(1940)にアメリカに在住する日本人の方々から奉納されました。この手水盤は花崗岩で作られており、重さは18トン以上あります。お参りする前には、ここで手と口を清めます。

中門鳥居(ちゅうもんとりい)

現在の中門鳥居は平成18年(2006)に建て替えられたもので、埼玉県の檜が用いられています。

拝殿

拝殿は明治34年(1901)に建てられました。拝殿の屋根は、平成元年(1989)に葺き替えられました。

能楽堂

この能楽堂は明治14年(1881)に東京・芝公園に建てられたもので、明治36年(1903)に靖国神社に奉納、移築されました。この舞台では神霊を慰めるための能や日本舞踊などの芸能が行われます。

大村益次郎銅像

近代日本陸軍の創設者で靖国神社の創建に尽力した大村益次郎の銅像は明治26年(1893)日本最初の西洋式銅像として建てられました。参道に建てられています。

30分間の慌ただしい参拝でした。
バスの中から皇居を見ながら、ほぼ時間通り、丸の内に到着しました。
「はとバス」今回は3時間ほどのコースでしたが、他に食事付のコースなどもあり、機会があればまた利用したいと思います。

マンホール蓋

雨水と汚水をまとめて流す合流式下水道で用いられる蓋です。東京都の花「桜・ソメイヨシノ」 マークは「イチョウ」 。


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