【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

瀬戸内「うどん」と「うさぎ」の旅 PartⅡ

2019-03-28 | デジカメ紀行
6日、瀬戸大橋を渡って岡山方面へ向かいます。

先ず立ち寄ったのは瀬戸大橋記念公園。

岡山県と香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋の香川県側に大橋完成を記念して、昭和63年11月に開館しました。
公園入り口から、瀬戸大橋記念館まで水の回廊が続きます。
吊橋や斜張橋をかたどった噴水、芝生広場、こども広場などがあります。瀬戸大橋架橋記念博覧会(瀬戸大橋博'88/四国)の会場跡地を整備した面積10.2haの海浜公園。他にも、サッカー場が4面とれる球技場やターゲットバードゴルフ場も整備されています。


(パンフレットより)

園内にある彫刻家、流政之氏の数多くの作品。
隣接地には「香川県立東山魁夷せとうち美術館」があります。

2006年8月26日公開された日本映画「UDON」のロケ地にもなったそうです。
監督は『踊る大捜査線』を撮影した本広克行、主演はユースケ・サンタマリアと小西真奈美。

園内に・・・。


どだま獅子

讃岐の方言で、頭のことを「どだま」といい、この獅子頭は、獅子の中の頭領という意味から「どだま獅子」と名付けられました。
どだま獅子は、瀬戸内海の守り神となることを願い、架橋の橋脚となった島々をはじめ、瀬戸内海周辺の石を積み重ね彫刻を加えて制作されたそうです。

工事で使われた機械の実物、瀬戸大橋のメインケーブル等の展示。



瀬戸大橋タワー

瀬戸大橋記念公園のすぐ隣にある、100人乗りの、地上108m・360度の景色が眺められる回転式展望塔です。

瀬戸大橋記念館

先人による架橋の提唱以来、100年。人類の英知と最新の科学技術を結集して完成した、世界最大級の道路鉄道併用橋「瀬戸大橋」。
20世紀最大のプロジェクトの完成と開通を記念して建てられました。
海底50メートルから海上200メートル、 長さ約9.4キロメートルにわたる壮大な空間のなかで展開された架橋工事の全貌や架橋技術の粋を、動く模型や映像などにより、わかりやすく紹介しています。
迫力ある大型全天周映像を楽しめるブリッジシアターもあります。

瀬戸大橋記念館から


中央あたりに見えているのは鬼屏風

瀬戸内海に暮らす人達は、古代から海の向こうには鬼がいるという伝説を持ち、外からの攻撃を防ぐために石垣による長い列石の砦を作り、漁民たちは、海からの風を防ぐために石で屏石を作り生活を守り続けてきました。
このように、さぬきの人々と石の繋がりは深く、その心を表現したのがこの鬼屏風だそうです。
総重量4,000トンの石を使用した荒い石積みの山と、この山の麓から流れる水を躍動させる滝と池が一体となり、景観を楽しませてくれるものとなっています。

瀬戸大橋記念館から水の回廊を望む


瀬戸大橋記念館から見た瀬戸大橋


瀬戸大橋
1988年に開通した瀬戸大橋は、6つの橋と4つの高架橋で構成され、道路と鉄道を併用した橋としては世界一を誇ります。






(パンフレットより)


瀬戸大橋を渡り、次の目的地、休暇村大久野島(おおくのじま)へ向かいます。

大久野島は瀬戸内海に浮かぶ周囲4.3kmの小さな島です。
700羽ものうさぎが生息していることから「うさぎの島」と呼ばれ、国内外を問わず多くの観光客が訪れます。

うさぎは、とても高い繁殖力を持っています。
子沢山に恵まれる動物として有名であり、安産や子宝成就、子孫繁栄の象徴として世界中で親しまれています。

大久野島へは、関西・広島方面からは広島県竹原市の忠海(ただのうみ)港から船で渡ります。


(パンフレットより)

一般車両は、入れない(走らない)ので、車は忠海港の駐車場に停めておきます。

うさぎの餌を、忠海港の店で買って船に乗り込みます。(大久野島では買えません)


約15分で「うさぎ島」へ。船を降りたら人懐っこいウサギ達がお出迎えです。






大久野島桟橋より休暇村本館までは、無料送迎バスが運行されています。

本館前の広場

チェックインの後は、うさぎとのふれあいタイムです。








寄ってきてくれるのは嬉しいんですが、服や持ち物には足跡が・・・。

朝夕食はブッフェスタイル。
夕食時にはステーキを、朝食時には、干物等も目の前で焼いてもらえ、満足。



夜、窓の外を見ると雨にもかかわらず、広場ではウサギ達の走る姿も・・・。

明日(7日)は島内散策です。

説明文は公式サイトを参考にしました。





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瀬戸内「うどん」と「うさぎ」の旅 PartⅠ

2019-03-27 | デジカメ紀行
3月5日から7日にかけ、瀬戸内方面に出かけました。

淡路島を縦断し四国を目指します。
本州側から明石海峡大橋を渡ったところに位置する淡路SAは、神戸淡路鳴門自動車道の本州側からの玄関口に当たり、Uタ一ン・上下線・一般道へといろいろな方向に進むことが出来ます。
淡路SAからは明石海峡大橋の勇壮な景観を間近で眺められることから「橋のみえる丘」とも名付けられています。

淡路SAからの明石海峡大橋。

「わたる」カメラ台を使って明石海峡大橋と一緒に写真を撮ることができます。

「わたる」は、本州四国連絡高速道路・本州四国連絡橋のマスコットキャラクター。
橋の上を人・モノ・車がわたる、新しい世紀をわたる、夢や心もわたるように・・・といった願いが込められています。
本州と四国が3つの橋(神戸淡路鳴門自動車道・瀬戸大橋・西瀬戸自動車道)が結ばれ、
新しい「環瀬戸内圏」が誕生したことを多くの人に知ってもらうことを目的に誕生しました。
橋をモチーフとしたキャラクターで、頭の上には車が載っています。
プロフィール
2000年11月28日生まれ
身長 - 200cm
体重 - 120kg
趣味 - ドライブ
特技 - ダンス

置かれていたケーブルの模型。


休憩の後は、四国に入り、香川県坂出市へ向かいます。目的は「うどん」。

先ずは・・・。

製麺所系うどん店の「がもう」。

田園風景の中にあるお店です。
うどんを受け取ったら、好みの具をのせてダシををかけ、外に出て(店内は座席数が少ないため)
食べます。お揚げがお気に入り。





二軒目は・・・。

綾川沿いにある素朴な店構えの「山下うどん店」。



店内でお出迎え。


こちらもうどんに具をのせ、ダシをかけて完成。こちらは、店内で食べられました。
自慢の「生きているうどん」。大きなえびかき揚げが人気。


お腹もいっぱにいなったので、丸亀城へ向かいます。

丸亀城
420年の歴史を刻み、石垣の名城として知られます。日本一小さな天守は全国に現存する
「木造天守12城」のひとつで、国の重要文化財です。
内堀から天守にかけて積み重ねられた石垣(高さは約60m)は、”扇の勾配”と呼ばれる特長的で
見事な曲線を描きます。
平成18年(2006年)には日本100名城に選定されました。

生駒親正・一正が、慶長2年(1597年)、丸亀平野の亀山に築城。しかし、元和元年(1615年)の
一国一城令で廃城になる。その後山崎家治が再建に取りかかり、京極氏が完成させました。
織田信長の築いた安土城や豊臣秀吉が築いた大坂城を手本に、城郭だけでなく武家屋敷や
城下町までも濠や土を盛った土塁で囲み防御した「総構」となっています。
明治6年(1873年)の廃城令で軍用地として残す存城処分となり、櫓、城壁などが解体された後、
丸亀市が山上部を借地し、亀山公園として開設しました。

大手二の門

一の門と同時に建てられた、高麗門(こうらいもん)形式の門です。
大手とはお城の正面のことを指し、追手とも書きます。
石垣に使用されている石は大きく、ノミの跡が美しく仕上げられています。

城内図


天守は独立式層塔型三重三階。江戸時代以前に建設された天守が残る現存12天守の一つ。
現存する天守、大手一の門、大手二の門は国の重要文化財に指定。他に御殿表門、番所、長屋が現存しています。

門につけられた「💛」型


大手一の門


大手一の門をくぐり振り向いて・・・。

ひとかかえもある大きな柱や梁(はり)でしっかりと組まれ大手の正門らしい威厳と風格を備えた
櫓門(やぐらもん)です。
寛文10(1670)年頃に建築され、藩士が太鼓を打ち、刻(とき)を知らせていたことから「太鼓門」とも
呼ばれています。
平成の「時太鼓」。毎日、正午に打ち鳴らされます。
大手一の門の主要部分には、欅(けやき)材が使われています。

公開されている大手一の門。


内部は、城を防御するための石落としの仕掛けなどが見学できます。


丸亀城内観光案内所の前で、迎えてくれます。

顔はめパネル


丸亀キャラクター

向かって左から・・・。

「うちっ娘」
好きな食べ物は、あんもち雑煮。
京極くんと幼なじみです。
まつりで踊るのが大好きなお姫様です。

「京極くん」
好きな食べ物は、うどんと骨付鳥。
年齢不詳、戦国の世から現代に舞い降りた武将です。

「 とり奉行骨付じゅうじゅう」
丸亀市発祥の名物料理"骨付鳥"のマスコットキャラクター。 
無口で、恥ずかしがりや。
常に全力なので、汗(肉汁)をかいている。
世の中を骨付鳥で泰平にしたいと思っている。
口ぐせは、たべまい、たべまい。うまげにできたわ。
好きな食べ物は、キャベツ、おむすび。
特技は、骨付鳥を寡黙にひたすら焼くこと。丸亀うちわであおぐこと(暑がりなので)。
お仕事は、骨付鳥の焼き方、食べ方指南役。骨付鳥の魅力を伝えること。
骨付鳥を振る舞おうと、常に出没するところをコソコソ探している。
効能・ご利益は、じゅうじゅうさんの顔をさわさわすると幸せが訪れると言われています。

観光案内所では、丸亀城の楽しみ方や、うどん店や丸亀の名物料理・骨付鳥店の紹介、観光地の案内などがされています。
丸亀城グッズ、ご当地キャラ商品、ショップ限定商品等が販売されています。

天守へ向かいます。

大手門から山上に向かう坂道は傾斜が急で、時々立ち止まって振り返りたくなることから、「見返り坂」と呼ばれています。

三の丸北側の石垣は、丸亀城の石垣の中で最も高く、20m以上の城壁が続きます。隅角部の石垣は算木積みされた美しい曲線美で、「扇の勾配」と呼ばれています。

見返り坂を上ったところで見られる初めての石垣です。


さらに坂を進みます。









二の丸
広場の真ん中にある二の丸の井戸。




桜が植えられています。






二の丸から見た本丸(山上の最高所)です。



本丸には、天守のほかに隅櫓(すみやぐら)・渡櫓(わたりやぐら)・土塀(どべい)が石垣上に
巡っていました。
礎石、排水路が一部復元されています。

天守へ上がります。



かなりの、急勾配の階段です。





大砲狭間(おおづつざま)


燧梁(ひうちばり)


三の丸広場の南東のすみに、少し高くなった石垣があります。これは、月見櫓の跡です。ここからの眺望は素晴らしく、ゆるやかに流れる土器川と「新日本百名山」のひとつ飯野山の姿が見えます。


飯野山の別名は「讃岐富士」。
標高422メートルの小さな「富士山」の、春にはふもとに桃の花が咲くそうです。
山頂からは、讃岐平野に浮かんでいるようなおにぎり形の山々と、穏やかな瀬戸内海の青い色が
見えるようです。
片道約1時間で登れる気軽さから、ウォーキングやハイキングに人気の山。
「おじょも」と呼ばれる大男によってつくられたという伝説があり、山頂には「おじょもの足跡」とされる
巨大な岩が残っているとか。

平成30年7月豪雨による崩落箇所の養生のためブルーシートを敷設されていたそうですが、
10月の台風25号の影響により、三の丸石垣崩落。
東西約25m、南北約30m、高さ約17mに渡り崩落。現在復旧作業のため立ち入ることが出来ない
箇所があります。

丸亀城を後にして、今日の宿泊地「かんぽの宿観音寺」へ。

夕食は・・・。

壱ノ膳

先付  春の小鉢
向付  旬魚盛り合わせ  土佐醤油、オリーブオイルと瀬戸内の藻塩
煮物  炊き合わせ
蒸し物  桜豆腐
焼物  牛肉陶板焼き  フキ味噌


弐の膳

揚物  竹の子と桜エビの飛龍頭
留椀  潮仕立て
御飯  ちらし寿司
甘味  三点盛り


明日は、「うさぎ」に会いに大久野島へ・・・。

説明文は各公式サイトを参考にしました。









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